株式会社技術情報協会

分析法バリデーションにおける改訂ICH Q2,Q14の動向

2024/04/11

開催日 2024年6月11日(火)
開催地 Web

<セミナー No.406113(Live配信)>
<セミナー No.406163(アーカイブ配信)>

分析法バリデーションにおける
改訂ICH Q2,Q14の動向

受講形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】いずれかのみ
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■Live配信:2024年6月11日(火)10:30~16:30
■アーカイブ配信:2024年6月19日(水)まで申込み受付
         (視聴期間:6月19日~6月29日)
■講師 
 国立医薬品食品衛生研究所 客員研究員 薬学博士 香取 典子 氏 
■聴講料
1名につき55,000円(消費税込/資料付き)
1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円(税込)
大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください。
■Live配信セミナーの受講について
・本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
 → https://zoom.us/test
・開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
 セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
・パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
・セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
・当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
  複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
 万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
■配布資料について
Live配信の開催前日(アーカイブ配信の場合は配信開始日)までにお送りいたします。 
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プログラム 
【講座主旨】
いまラボで分析法を使っている方も、これから使おうとしている方も分析法が「使える」状態になるまではいくつかの手順が必要なことはご存じでしょう。今手元にあるサンプルをまさに分析しようとしているとき、誰かがあなたの肩をポンポンとたたき「その分析法大丈夫ですか?」と聞かれたとしましょう。分析法バリデーションはその問に答えるための手段なのです。
分析バリデーションが特に重要視されるのは医薬品の承認申請時です。承認申請書にはICH Q2ガイドラインに従って行われた分析バリデーション結果を必ず付けますが、分析法バリデーション(ICH Q2)ガイドラインは、1996年に作成されてから長く使用されてきました。初版作成から四半世紀経ち、このほど改訂されることになりました。改訂に当たっては、基本的な薬事的部分は変更のないものの、多変量解析を用いた分析法を追加するなど、これまでガイドラインに無かった最新の分析技術を取り入れた内容に改訂される予定です。また、Q2改訂と併行して分析法の開発とライフサイクルに関する新たなガイドラインがICH Q14として登場します。
本セミナーでは、改訂前から続く分析能パラメーターについて基本的な解説を行うと共に、分析能評価のための統計学的な背景について、統計学の基礎の部分からQ2に新たに取り入れられた多変量解析を応用したNIR(近赤外スペクトル)によるPATの分析法を含めた部分までを詳しく解説します。また、Q2改訂、Q14新設による分析法バリデーションの今後の薬事的な動向について解説したいと思います。

【講座内容】
1.分析バリデーションとは
 1.1 分析法バリデーションの目的
 1.2 分析法バリデーションの適用と種類
 1.3 押さえておきたい公的文書
2.分析能パラメーター
 2.1 真度(Accuracy)
 2.2 精度(Precision)
 2.3 特異性・選択性(Specificity・Selectivity)
 2.4 報告値範囲(Reportable Range)
 2.5 稼動範囲(Working Range)
3.分析バリデーションの統計学的アプローチ
 3.1 統計学の基本的解説
 3.2 分散分析と精度評価
 3.3 多変量解析を応用した分析法
4.これからの分析法バリデーション
 4.1 ICH Q2ガイドライン改訂に伴う主な変更点
 4.2 分析法のリスクマネジメント
 4.3 ライフサイクルマネジメント
【質疑応答】
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■講師略歴■
専門分野:
 レギュラトリーサイエンス、分析化学、薬剤学、薬物動態学
略歴・活動など:
 1980年 東北大学大学院薬学研究科修士課程卒
 1980年 国立衛生試験所(現 国立医薬品食品衛生研究所) 薬品部
 2011年 薬品部 第三室長
 2015年 薬品部 主任研究官(再任用)
 2015年-2020年(一財)医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団 参事
 2023年-現在 国立医薬品食品衛生研究所 客員研究員
その他
 星薬科大学 非常勤講師、PMDA 専門委員(品質分野)、バイオアナリシスフォーラム(JBF)副代表、日本PDA評議員、日本薬局方原案検討委員会委員(2023年3月まで)
著書:
「ゼロから学ぶ 分析法バリデーション」2023年8月, じほう (東京)

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