開催日 | 2023年12月13日(水) |
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開催地 | Web |
☆DNAやタンパク質と比べて応用の難しい「RNA創薬」の最前線!
☆技術開発の動向と共に、最新研究から可能性等に至るまで、解説いたします!
☆お申込み方法により、録画映像を後日ご視聴頂くことも可能です。
【テーマ名】
核酸医薬/RNA分子の機能解明とその応用
~ノンコーディングRNAや合成RNAの分解制御等に関わる最新研究を含めて~
【講師】
東京大学アイソトープ総合センター 研究開発部門
東京大学大学院薬学系研究科 核酸制御学教室(協力講座)
教授 博士(薬学)
秋光信佳 先生
【経歴】
■経歴
1996年4月 日本学術振興会特別研究員(DC1)
1997年3月 九州大学大学院薬学研究科博士課程 中途退学(助手採用のため)
1997年4月 九州大学・薬学部・微生物薬品化学教室、助手
2000年4月 東京大学・薬学部・発生細胞化学教室、助手
2003年1月 フリードリッヒ・ミッシャー研究所(スイス連邦国)、博士研究員
2005年3月 独立行政法人 産業技術総合研究所・生物機能工学研究部門、常勤研究員
2008年4月 東京大学・アイソトープ総合センター、准教授
2014年4月 東京大学・アイソトープ総合センター、教授
【専門および得意な分野・研究】
・RNAプロセシングや分解制御
・RNAを用いた創薬研究
【本テーマ関連学協会での活動】
・国際RNA学会
・日本RNA学会
・日本分子生物学会
・日本薬学会
・日本癌学会
・日本放射線影響学会
【日時(オンライン配信)】
2023年12月13日(水)10:30-16:30
【受講料】
●見逃し視聴なし:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
●見逃し視聴あり:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。
【セミナーの内容】
■講座のポイント
今、RNA創薬が熱い。一方、DNAやタンパク質に比べてRNAは生体分解性が高いため、RNAを創薬に応用するには特別な知識や更なる技術開発が必要である。
本講義では、細胞内RNA分解に関する基礎を説明した上で、合成RNAを細胞内で安定的に作用させるための技術等を紹介する。さらに、内在性の機能性RNAであるノンコーディングRNAの諸機能を紹介することで、RNAの可能性について考察する。
■受講後、習得できること
・細胞内RNA動態の基礎知識
・細胞内でRNAを安定的に作用させるための基礎知識
・ノンコーディングRNAに関する基礎知識
・RNAを創薬応用するために必要な基礎知識
■講演中のキーワード
・RNA
・合成RNA
・RNA分解
・ノンコーディングRNA
・創薬
■プログラム項目(予定)
1.細胞内RNA分解機構の概要
1.1 RNA分解経路
1.2 RNA品質管理
2. RNA創薬におけるRNA安定性制御の重要性
2.1 外来RNAの細胞内運命
2.2 RNA安定化技術
3.創薬シーズとしてのノンコーディングRNA
4.1 ノンコーディングRNAの概要
4.2 創薬シーズとしての可能性
4.関連技術開発の最新動向
4.1 RNAの修飾
4.2 環状RNA
5.今後の展望やまとめ
6.質疑応答