• PTJ ONLINE トップ
  • お知らせ
  • 【AD】データインテグリティ対応プラットフォーム「zenon」 ~製薬工場のデジタル化、Pharma 4.0実現へ強力サポート~

─AD─
データインテグリティ対応プラットフォーム「zenon」
~製薬工場のデジタル化、Pharma 4.0実現へ強力サポート~

COPA-DATA Japan

■日本法人設立で、現地サポート強化・サービス拡充

2名.jpg
(左より)宮崎 尚貴氏と畝 忠孝氏

 COPA-DATA Japan株式会社が2024年7月、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションに特化した独立系ソフトウェアメーカーCOPA-DATA社の日本法人として設立され、データインテグリティ(以下、DI)対応ソフトウェアプラットフォーム「zenon」のサポート体制強化を進めている。COPA-DATA Japanカントリーマネージャーの畝忠孝氏は「COPA-DATA社は日本のお客様との距離の近さとパートナーシップを重視しています。グローバル本社のポリシーを大切にしつつ、日本のお客様に合ったサポートを充実させるとともに、製薬産業のデジタル化と自動化を推進していきます」と力強く語る。

 

■高度なプログラミングなしでDI対応を可能にする「zenon」

 zenonの開発会社であるCOPA-DATA社はオーストリアに本社をおき、1987年の創業以降、デジタル化を実現するIIoTプラットフォームとして5,000以上の顧客向けに30万台以上の導入実績を誇り、2024年には全世界で9,900万ユーロの売上を達成している。製薬業界ではDI対応のシステムとして欧米のメガファーマを中心に採用が進み、日本においても大手製薬企業だけでなく、製薬向け装置メーカーなどにおいて導入が加速している。

 「日本では2017年から販売代理店を通じてzenonの販売・サポートを行ってきましたが、より手厚いサービスをご提供する目的でCOPA-DATA Japanが設立されました。現在、日本での導入実績の約7割が製薬産業向けです。日本のお客様に好評な理由はDI対応が容易なことです。DI対応ができていない既存システムを使う場合、通常ならばコーディング(プログラミング)しなければなりません。しかし、コーディングで機能を追加する場合、GAMPのカテゴリ5に該当するため、開発に加え、バリデーションも大変です。当社のポリシーはローコード、ノーコードソリューションです。zenonをHMI(Human Machine Interface)として導入することで、DI対応に必要な機能を、プログラミングすることなく構築することができ、デジタルDI対応を容易に実現できます。zenonの標準機能をご活用いただくことでカテゴリ4となるため、バリデーションコストも抑えることができます」と畝氏は説明する(図1)。

図1.jpg
   図1 エンジニアリング/バリデーション工数低減

■All-In-Oneプラットフォーム「zenon」によるシステム連携とPart11対応

 zenonは、PLCとMES間のSCADA層に導入されることで、人が行っていた手作業をデジタル化。人を介さずにMESからPLCまでシステムの垂直統合を実現し、各装置からデータを収集して工程全体を見える化する。一般的なSCADAソフトのように工程全体の稼働状態を監視するだけではなく、必要に応じてCPPなどに対して上下限値を定めて逸脱がないかを確認・記録したり、必要な措置を設定することもできる。

 Part 11に対応したユーザー管理機能、監査証跡機能、レポーティング機能、レシピ管理機能などは標準搭載されており、zenonをベースにシステム構築することでDI対応が容易に実現できる(図2)。

 「zenonはメーカーを問わずさまざまなシステムとの連携が可能です。例えば、Active Directoryとの連携により、組織のシステム管理者が権限を有するユーザーを一元管理することもできます。さらにSQLサーバーと連携することでデータの一元管理が可能にな
り、ユーザーフレンドリーなシステムを実現できます」とテクニカルセールスマネージャーの宮崎尚貴氏は説明する。
 

図2.jpg
            図2  DI対応のAll-In-Oneプラットフォーム zenon

■きめ細かいバージョンアップ、パートナープログラム導入でサービス拡充

 zenonは、使用性の良さのほかに、刻々と変化する規制や技術トレンドに対応するために毎年バージョンアップも行っていることも好評を博している理由の1つである。Plug &Produceといわれる生産設備と上位システムを容易に接続し、効率的に生産するシステムを構築するPharm 4.0を実現していくための規格への対応も順次進めており、それらの機能は年々拡張されている(図3)。
 

図3.jpg
       図3 製薬業界でzenonのカバーできるアプリケーションエリア

 さらに2025年1月から「パートナープログラム」がスタートしている。

 「当社のシステムはローコードですが、実際に使用するシステムを構築していくときにゼロからエンドユーザーが作り上げるのは簡単ではないことがあります。そういうときにCOPA-DATA社のシステムを熟知した高いレベルの国内外のエンジニアが在籍する企業をご紹介しています。われわれはお客様がやりたいことを、適切かつ簡単に実現するためのサポートに力を入れています。当社の製品は機能の評価だけでなく、プロジェクトの特性に応じてサブスクリプションもしくは買い切りを柔軟に選択いただけたり、必要な機能をモジュールごとに追加、拡張できるため、スモールスタートで始めたいお客様にもご好評をいただいています」と宮崎氏は話す。

 「われわれはパートナーシップを強化するため、COPA-DATAパートナー・コミュニティプログラムを日本に導入し、製薬分野での市場拡大を目指すとともに、日本でのイノベーションとコラボレーションを促進するというコミットメントを強化していきます」と畝氏も日本でのサービス拡充のために設立されたCOPA-DATAJapanの今後の展開について意気込みを示す。

 COPA-DATA社が提供するサービスによって、日本の製薬産業のDX化がどのように変化するか、目が離せない状況といえよう。
 

インターフェックスweek東京に出展いたします。(2025年7月9日(水)~11日(金):東京ビッグサイト)

 


■お問い合わせ
COPA-DATA Japan株式会社
〒108-0075 東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー8F 
E-mail:sales.jp@copadata.com
URL:https://www.copadata.com/ja/ 

前のページへ戻る

この記事に関連する商材情報

こちらの記事もご覧ください

    TOP