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株式会社情報機構

研究開発におけるエクソソーム取り扱いのポイントと エクソソームを用いた診断・治療・薬物送達技術開発の最前線

2023/11/29

開催日 2023年12月15日(金)
開催地 Web

☆研究開発の基盤となる、エクソソームの基礎理論/検出・回収等取り扱いの注意点から丁寧に解説!
☆国内外のエクソソーム活用技術はどこまで進んでいるのか?


■講師
大阪公立大学 大学院理学研究科 生物化学専攻 教授 中瀬生彦 先生


■日時 
2023年12月15日(金) 13:00-17:00

■形態
Zoomによるオンラインセミナー

■受講料
【見逃し視聴なし】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【見逃し視聴あり】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。

■講座のポイント 
 細胞分泌小胞エクソソームは、生体を構成する殆ど全ての細胞が分泌し、体液中に多量に存在します。microRNAや酵素等の生理活性分子を内包し、周辺の細胞に取り込まれることで、疾患進展も含む細胞間情報伝達を担っています。リキッドバイオプシーにおけるエクソソームを用いた疾患診断の技術開発に加えて、エクソソームは、薬学的な高い優位性(免疫制御が可能、細胞間コミュニケーション経路の利用、機能性人工分子の内包・提示が可能、遺伝子工学の活用、血液脳関門の通過等)を有することから、次世代の薬物送達ツールとして大きく期待されています。さらに、このエクソソームに、疾患関連タンパク質の認識や、細胞内移行を助ける機能性ペプチドを人工的に修飾することで、薬物送達の効率性、及び、細胞標的性を大きく上昇させることが可能、ということもわかってきています。
 本講演では、エクソソームを基盤としたDDS開発研究を中心に、エクソソームを取り扱う上での注意事項、単離方法、診断・治療応用、遺伝子工学・ペプチド化学を基盤としたエクソソーム薬物送達技術と機能性ペプチドの活用技術、及び、世界的動向を解説します。

■講演プログラム 
1. はじめに


2. 細胞分泌小胞の基礎(種類と物性、分泌・細胞内移行機序)

3.エクソソームを基盤とした診断・治療技術(世界的な動向)

 ~有害なエクソソームと有益なエクソソームの使い分け~
 3-1. 診断技術
 3-2. 治療技術(臨床研究も含む)

4. エクソソームの検出・回収、取り扱いの注意点
 4-1. 各種エクソソームの回収方法(長所と短所)
 4-2. エクソソーム検出技術
 4-3. 実験経験からのエクソソーム取り扱いの注意点

5. 機能性ペプチドの基礎
 5-1. ペプチド創薬(中分子創薬)の基礎
 5-2. 膜透過性ペプチドの概要
 5-3. 受容体標的ペプチドの概要

6. エクソソームを基盤とした薬物送達技術
 6-1. エクソソームへの薬物内包
 6-2. 遺伝子工学を用いたエクソソーム膜へのタンパク質発現
 6-3. 機能性ペプチド修飾型エクソソームの調製
 6-4. 受容体標的と薬物送達
 6-5. 国内外の開発事例

7.エクソソーム研究に役立つ化学技術
 7-1. 蛍光の基礎とエクソソーム動態検出への応用
 7-2. ペプチド合成の基礎
 7-3. Bioconjugate Chemistry

8. 将来展望
 

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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