株式会社情報機構

薬物動態(PK)解析入門・ハンズオントレーニングセミナー

2023/11/29

開催日 2023年12月14日(木)
開催地 東京都

☆医薬品開発・非臨床段階に携わる開発初任者の方に大変オススメのセミナーです!
☆Excelを使用できるPCをご持参ください。演習を通して、解析・PKモデリングを身に付けることができます!
☆PK解析に必要な考え方、パラメータから丁寧に解説します


■講師
株式会社ネモト・サイエンス 取締役社長・営業グループ 営業統括 田川吉彦 先生


■日時
2023年12月14日(木) 10:30-16:30

■会場
[東京・大井町]きゅりあん4階第1特別講習室

■受講料
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

■受講者の方へ:演習用PCご持参のお願い
 ・本セミナーでは、PC演習(Excel使用)を行います。
 ・Excelのマクロ(Visual Basic for Applications, VBA)を有効化するよう設定ください。
 ・マクロとPKモデル(微分方程式)は既に入力済のファイルを受講者様へご提供、そちらを用いて演習を行う予定です。
 ・インターネット環境は不要です。

■講座のポイント
このセミナーでは製薬企業において非臨床段階で実施される薬物動態(PK)解析の基礎概念と解析法について皆さんと共有するとともに、臨床ステージで実際に問題となった不可解な体内動態に関し、その機序解明に大きく貢献したPKモデリングについて実際のデータを解析した結果をHands-onトレーニング形式で紹介します。PK解析の知識は有するが実践での適用やPKモデリングの有用性に疑問を持たれる方々を対象としたセミナーとなります。また、近年非臨床段階でも導入されている母集団解析(Population modeling)の基礎と有用性、PK/PDモデリングの実践導入について紹介します。

■講演プログラム
1. PK解析の概念
 1-1. PK解析に必須なパラメータの再確認
  1-1.1 分布容積
  1-1.2 AUCとクリアランス
  1-1.3 消失速度定数
  1-1.4 その他のパラメータ及び各パラメータの関係

2. PK解析の方法
 2-1. PK解析の練習(Hands-onトレーニング、解析用のデータとモデリング・シミュレーション用マクロはセミナー時に提供)
  2-1.2 MS-Excelのマクロ機能を用いたPK解析(ラインフィッティング)
  2-1.3非線形最小二乗法の原理
  2-1.4 コンパートメントモデル解析(1区画モデル、2区画モデル)
  2-1.5 積分系と微分系 (数値積分法)
  2-1.6 モデル解析の結果解釈
 2-2 非線形動態の基礎
  2-2.1 非線形動態解析に欠かせないPKモデリングとは?

3. PKモデリングが体内動態解明に貢献した事例(Hands-onトレーニング、学術論文報告事例)
 3-1. 代謝が関与する非線形動態: TAK-603 Product Inhibition
    代謝物による未変化体代謝の阻害(Product Inhibition)モデルの解析
 3-2. 分布が関与する非線形動態1: TAK-044 Integration Plot
    ミカエリス-メンテン型組織分布飽和モデルの解析
 3-3. 分布が関与する非線形動態2: TAK-802 Saturation of blood cell distribution
    ラングミューア型血球成分への結合飽和と非線形動態のモデリング
 3-4. PBPK解析の実用事例: TAK-375 In vivo behavior of highly lipid-soluble compound
    PBPKモデリングを適用した体内再分布が関与する特異動態の解析

4. 母集団解析(Population modeling)の基礎概念
 4-1. 母集団解析(Population modeling)とは?
 4-2. Population modelingとNONMEM法について
 4-3. NONMEMを用いた解析結果の読み方

5. PK/PDモデリングの導入
 抗がん剤候補薬TAK-441のTranslational Researchに関する事例報告
 

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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