株式会社R&D支援センター

濾過(ろ過)プロセスの操作設計とトラブル対応

2024/10/08

開催日 2025年1月22日(水)
開催地 Web

【開催日時】
2025年01月22日(水) 10:30~16:30

【講師】
日本ポール(株) 応用技術研究所 マネージャー 難波 竹已 氏

【専門】
ろ過・分離・精製に関わる問題解決や改善提案、顧客向けセミナーなど

【略歴】
1990年3月:国立岡山大学大学院工学研究科合成化学専攻修了
1990年4月:NOK株式会社入社
2004年3月:NOK株式会社退社
2004年4月:日本ポール株式会社入社

【価格】
 非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円) 会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

【趣旨】

 ろ過とは、製品品質の向上や設備の信頼性向上を目的として、プロセス流体やシステム流体から、不要な成分(コンタミナント)を取り除く操作・工程である。このろ過を適切に、かつ効果的に行うには、適切なフィルターの選定とともに、目的に適したろ過操作法の決定が重要です。
 本セミナーでは、フィルターやろ過操作の基礎から応用、フィルターやろ過方式選定の際に考慮すべき要素について紹介いたします。
 フィルターやろ過の基礎から説明をしていくので、これからフィルターやろ過について勉強を始める方も、お気軽に受講下さい。

【プログラム】

 1.はじめに(そもそもろ過とは?)
  1-1 ろ過とフィルターの定義
  1-2 ろ過の種類
   1-2-1 粒子サイズを表す単位
   1-2-2 除去対象のサイズによる分類
   1-2-3 除去対象の捕捉のされ方による分類
   1-2-4 清澄ろ過と分級ろ過
   1-2-5 全量ろ過と部分ろ過

 2.ろ過の基礎(フィルターはどうやって粒子を捕まえるのか?)
  2-1 粒子捕捉のメカニズム
   2-1-1 直接遮断(さえぎり)
   2-1-2 慣性衝突
   2-1-3 吸着
   2-1-4 ブラウン運動
  2-2 フィルター目詰まりの数式表現
   2-2-1 完全閉塞
   2-2-2 標準閉塞
   2-2-3 ケーキろ過
   2-2-4 中間閉塞

 3.ろ過プロセスの設計(どんなフィルターでどんなろ過方式で目的を達成するか?)
  3-1 フィルターの種類と構造
   3-1-1 ろ材の材質
    ・ 無機材料(金属・合金)
    ・ 無機材料(セラミックス)
    ・ 無機材料(グラスファイバー)
    ・ 有機材料(湿式法)
    ・ 有機材料(乾式法)
    ・ 有機材料(相転換法)
    ・ 有機材料(延伸法)
    3-1-2 フィルター形状
    ・ メンブレンフィルター
    ・ カートリッジフィルター(デプス)
    ・ カートリッジフィルター(プリーツフィルター)
    ・ バグフィルター
    ・ ディスクフィルター
    ・ 焼結金属フィルター
    ・ セラミックスフィルター
    ・ 高流量対応フィルター
   3-1-3 ハウジング
   3-1-4 シール方法
  3-2 ろ過の操作法
   3-2-1 デッドエンドろ過とクロスフローろ過
    ・ クロスフローシステムの例
   3-2-2 連続ろ過とバッチろ過
   3-2-3 シングルパスろ過とバッチろ過
    ・ シングルパスろ過と循環ろ過の数学的解析
   3-2-4 液/液分離、気/液分離(コアレッサー)
  3-3 ろ過プロセスの設計
   3-3-1 ろ過プロセス設計において検討すべき項目
   3-3-2 ラボスケール試験・フィールド試験
   3-3-3 ディスポーザブルフィルターとろ過システムの選定方法
   3-3-4 流体清浄度レベルの評価法
   3-3-5 スケールアップの際に注意すべき項目

 4.代表的なろ過に関する問題と解決への考え方(よくある問題と解決策へのヒント)
  4-1 フィルター寿命が期待よりも短い
  4-2 目標とする清浄度が達成できない
  4-3 フィルターの立ち上がりが悪い
  4-4 初期圧力損失が大きい(流量が取れない)

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