株式会社技術情報協会

~ペイシェントジャーニー、RWDを用いた~アンメットメディカルニーズの発掘法と戦略構築への活用

2024/02/03

開催日 2024年4月15日(月)
開催地 Web

<セミナー No.404113>

~ペイシェントジャーニー、RWDを用いた~
アンメットメディカルニーズの発掘法と戦略構築への活用


☆医師や顧客自身も気づかない隠れたニーズから、成功のヒントをいかに見つけるか?
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■講師 
【第1部】(株)シード・プランニング 専務執行役員  佐々木 岳 氏 
【第2部】クリエイティブ・スーティカル(株) 日本代表 大西 佳恵 氏
【第3部】(株)ファーママーケティング研究所 代表取締役社長 山谷 長治 氏  
■聴講料
1名につき60,500円(消費税込/資料付き)
1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円(税込)
大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください。
■Live配信セミナーの受講について
・本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
 → https://zoom.us/test
・開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
 セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
・パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
・セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
・当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
  複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
 万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
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プログラム 
(10:00~12:00)
【第1部】医師/患者調査およびペイシェントジャーニーによるアンメットニーズの発掘
(株)シード・プランニング 専務執行役員  佐々木 岳 氏 

【講座主旨】
アンメットニーズはカスタマーのマインドの中に時に顕在的に、時に潜在的に存在する。疾患治療市場の成熟度や充足度によりアンメットニーズは様々であるし、ひとつの疾患市場においても医師と患者とではアンメットニーズへの認識が異なることは少なくない。
立場の異なるステークホルダーのアンメットニーズを理解し、戦略に活用する上で、市場調査に基づくペイシェントジャーニーは有用なツールとなりうる。
ペイシェントジャーニーが医薬品・医療関連業界においてもかつてないブームとなっている一方、折角ペイシェントジャーニーを描いても、それが活用されていないケースも多いと聞く。
本セッションでは、アンメットニーズの掘り起こしとペイシェントジャーニー作成のノウハウ、さらにそこからインサイツを導き出し、マーケティング等の戦略に活かしていくポイントについて考えたい。

【講座内容】
1.インサイトとアンメットニーズ
・インサイトとは?
・医薬品においてもマーケティングが重要な理由
・顕在アンメットニーズと、潜在アンメットニーズ
2.Patient Centricity, Patient Experience, Patient Journey
・なぜペイシェントセントリシティか? 
・ペイシェントジャーニーの意義
3.アンメットニーズを掘り起こすには
・アンメットニーズ掘り起こしにはカスタマーへの理解を深めること
・アンメットニーズは異視点からの掘起しが必要
4.ペイシェントジャーニーを明らかにしてアンメットニーズを探るマーケットリサーチの手法
・マーケットリサーチの種類、定性調査と定量調査
・ペイシェントジャーニーから見えてくるもの
・セグメンテーション~ペルソナ
・ペイシェントジャーニーを理解するための調査設計のポイント
・インタビュー聞き取りと分析のポイント
5.ペイシェントジャーニーからマーケティング戦略への活用
・ペインポイント、ゲインポイント、タッチポイントの理解
・医療提供者と患者、異視点のギャップから機会を見出す
【質疑応答】
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(12:45~14:45)
【第2部】RWD、定性・定量的調査データを用いたアンメットニーズ調査
クリエイティブ・スーティカル(株) 日本代表 大西 佳恵 氏 

【講座主旨】
アンメットメディカルニーズは、治療法が見つかっていない疾患や未だに満たされていない医療に対する医療ニーズであり、事業性評価、医薬品開発、マーケティングの戦略においても重要な情報となっている。本講演では、RWDによる薬剤疫学の手法を用いた治療実態や治療アウトカム、医師および患者の定性的および定量的調査を用いた研究方法を紹介し、アンメットメディカルニーズの調査方法を事例研究を示しながら概説する。

【講座内容】
1.アンメットメディカルニーズとは
2.RWDによるアンメットメディカルニーズの調査
2.1 RWDと薬剤疫学研究
2.2 事例紹介
 ・治療実態
 ・治療遵守・継続率
3.定性・定量的調査によるアンメットメディカルニーズの調査
3.1 定性的調査(インタビューなど)
3.2 定量的調査(パネル調査など)
3.3選好性調査 (Discrete Choice Experience, Conjoint Analysis, Best worst scalingなど) 
4.アンメットメディカルニーズ調査目的と研究手法の決め方や解釈
【質疑応答】
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(15:00~17:00)
【第3部】アンメットニーズの活用 ~マーケティング戦略への落とし込み~
(株)ファーママーケティング研究所 代表取締役社長 山谷 長治 氏 

【講座主旨】
近年、製薬業界は急速な変化と進化を遂げており、その中でマーケティング戦略はますます複雑化しています。顧客の期待が高まり、新たなニーズが次々と浮かび上がる中で、我々マーケターは「アンメットニーズ」へ焦点を当て、効果的な戦略に組み込むことが求められています。従来の市場調査や既存のデータだけでは把握しきれない潜在的なニーズを発見し、顧客の見落とされがちなニーズを製品やサービスに反映させることは、市場において先駆的な存在となり、競合他社との差別化をはかる要素となります。
この講演で、アンメットニーズの理解をより深め、活用事例知り、マーケティング戦略にどのように組み込まれるべきかを考える機会となれば幸いです。
【講座内容】
1.アンメットニーズの理解と分析
・アンメットニーズの定義
・アンメットニーズの種類
・アンメットニーズの存在する理由
・アンメットメディカルニーズ
・マーケティング視点でのアンメットニーズの分析
2.製薬市場の動向
・市場トレンド
・アンメットニーズへの対応
3.アンメットニーズ/カスタマーインサイト/ペイシェントセントリシティー
4.アンメットニーズを取り入れた製品戦略の立案
・アンメットニーズの特定と製品戦略
・競合との差別化と競争優位の構築
5.アンメットニーズの活用事例
6.アンメットニーズをマーケティング戦略に落とし込む際の課題
7.他部門との連携と情報共有
【質疑応答】

≪山谷氏 略歴≫
専門分野:プロダクトマーケティング
略歴・活動など:
大学卒業後、外資系製薬会社にて、営業、プロダクトマーケティングにたずさわる。
循環器領域、中枢神経領域製品のプロダクトマネージャーとして、製品の上市、育成。
その後、ラウンチレジネスオフィス(新製品上市準備室)の立ち上げを行い、2年間で6製品の上市をリード。糖尿病領域マーケティングを経て、顧客支援推進本部にて広域顧客マネジメントおよび中長期ビジネスモデルの提言を作成。
CNS事業部長として、パーキンソン病ディバイス補助療法のための新薬の承認取得、上市の後、退社。
フリーランスのコンサルタントとして、製薬会社の製品戦略立案、プロモーション活動のサポートを行いつつ、広告代理店にて、疾患啓発活動およびプロモーション資材作成のサポートをおこなう。
2023年11月に、医療、看護、介護に関するコンサルティング業務、ならびに医療関連製品の販売促進に対する支援を提供することを目的とした、株式会社ファーママーケティング研究所を設立。

 

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