開催日 | 2025年6月20日(金) |
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開催地 | Web |
★2025年上期における製品含有化学物質に関わる法規制などの動向を時系列でまとめて解説します。製品含有化学物質管理を担当される方が、これまでの経緯から新たな動き、今後の影響を考慮して、製品含有化学物質管理に取り組めるように、関連動向も交えて実践的な情報を提供したいと思います。
■セミナーテーマ
成形品の製品含有化学物質に関わる法規制等の理解と対応(2025年上期)
<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>
■講師
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サステナビリティコンサルティング第2部 シニアコンサルタント 技術士(環境部門、総合技術監理部門) 菅谷隆夫 氏
■専門分野
製品含有化学物質管理
化学物質を考慮したサプライチェーン管理、環境配慮設計、サーキュラーエコノミー など
■本テーマ関連の委員会活動
2006年9月~ アーティクルマネジメント推進協議会(JAMP) 管理ガイドライン技術委員会委員長
2016年7月~2017年3月 製品含有化学物質管理に係わる改正JIS原案作成委員会副委員長・作業部会主査 [JIS Z 7201:2017]
●日時 2025年6月20日(金) 13:00-16:30
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。
■講座のポイント
製品含有化学物質への配慮は、ものづくりにおける重要な課題となっています。製品含有化学物質に関わる規制は拡大し続け、頻繁に変更されているため、組織内の各部署で製品含有化学物質管理の担当者にとっては、法規制等の動向を捉え、情報を収集・把握し、必要に応じて、設計・開発や調達の段階で対応したり、社内の管理の仕組みや基準などに反映する作業は相当な負荷となっているではないかと考えます。
本講座では、成形品の製品含有化学物質に関わる法規制やサプライチェーン・業界などでの取組みについて説明します。情報収集や収集された情報のクロスチェックに役立つように、さらに法規制等の目的や考え方を理解し、製品含有化学物質管理で対応できるよう心がけます。事前および当日の質問にも、可能な限りお答えします。
(*本案内、講演等で使用する用語は、JIS Z 7201:2017に準じます)
<主な受講対象>
製品含有化学物質管理に携わられている方
特に、製品含有化学物質に関わる法規制や関連動向をふまえて、設計・開発、調達、品質管理、組織内の管理の仕組みの改善などに取り組まれている方
■受講後、習得できること
・成形品の製品含有化学物質に関わる法規制や国内外の関連する取組みの動向の把握
・関連法規制や顧客要求を理解し、必要に応じて、社内の製品含有化学物質の管理方法や管理基準を見直す場合にも有効な、法規制等をウォッチし理解するノウハウ
■講演プログラム *以下は3月3日時点での内容につき追加・変更の可能性あり
1.製品含有化学物質規制の俯瞰
2.成形品に関わる製品含有化学物質に関わる法規制などの解説
○2025年上期における製品含有化学物質に関わる法規制などの新たな動きを時系列で説明
○新たな動きに関わるこれまでの経緯、今後予想される動きや影響、関連動向・参考情報などの情報も提供
○2025年上期に予想される主な製品含有化学物質関連の新たな動き
[国際条約]
POPs条約 締約国会議(COP-12)開催、シップリサイクル条約発効、プラスチック汚染に関する国際的な法的拘束力のある文書の策定検討 など
[化学物質規制]
EU REACH規則(PFAS制限案の検討、認可対象候補の高懸念物質追加検討)、各国・地域におけるPOPs条約への対応、ベトナムやタイの化学物質規制法の改正(成形品の含有化学物質規制) など
[製品環境規制]
EU RoHS指令(鉛に関する適用除外技術(6©など)の期限設定)、中国RoHS(制限物質4物質追加)、EU ELV指令(改正案の検討)、シップリサイクル条約への対応 など
[サーキュラーエコノミー関連]
EU 持続可能な製品のためのエコデザイン規則案(エコデザイン要件の検討) など
[国際標準]
ISO/IEC 82474-1(材料宣言)、ISO/TC323(サーキュラーエコノミー) など
[共通スキーム・プラットフォーム、ガイダンス文書]
CMP など
(質疑応答)