開催日 | 2024年12月10日(火) |
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開催地 | Web |
★ヒューマンエラーを撲滅するためには?効果的なポカヨケの方法とは?
★ヒューマンエラー/ポカミスの原因をあぶり出し、それをもとに担当者はどういった対策を取るべきなのか、豊富な事例と共に解説。
ヒューマンエラーの原因と未然防止・撲滅のための効果的な対策
~製造/工場、品質管理のための新しいマネジメントスタイル~
講師:株式会社SMC 代表取締役 松田龍太郎 氏
<日時>
2024年12月10日(火)10:30-16:30
<形態>
Zoomによるオンラインセミナー
<受講料>
【見逃し視聴なし】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【見逃し視聴あり】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。
<講師紹介>
■経歴
1974年3月 現オムロンスイッチアンドデバイス(株)に入社
・10年間リミットスイッチ、汎用スイッチの設計開発に従事、約150件の特許・実用新案を考案
1986年から14年間、トヨタ生産方式(TPS)の導入と推進に従事
・ほぼすべての部署の間接業務改善も担当、さらに協力工場様10数社にTPSを展開
2000年1月に同社退社、翌日から東京の(有)エス・ピイ・エス経営研究所入社
・2月から欧州担当。ドイツを中心に12カ国、70社以上、210工場以上のTPSの展開と現場改善に従事
2006年10月末に同社退社、翌日に(株)SMCを創業し現在に至る
・Airbus、Bosch、FETTE、GKN、Siemens、SKF、ThyssenKrupp、ZF、ドイツ鉄道など大手企業ばかりでなく、「世界の隠れたチャンピオン」といわれる中小企業も多くコンサルティングしてきました。特長的なのは、TPS導入の効果もあって非常に高い経常利益率(10~40%)を出している企業が多いことです。
■専門および得意な分野・研究
TPSを基本とした現場改善全般、ヒューマンエラー、ポカミス・ポカヨケ、からくりを使った簡易自働化、段取り替え改善、工場レイアウト変更、1個流し・U字ライン、現場観察など。
キャッチフレーズは、“見えないコトを見えるようにする現場改善コンサルタント”です。
どんな現場もすぐに笑顔とともに現場の人たちが、楽しく改善を進めることができるモチベーションアップをかけられることです。ユーモア精神たっぷりで、楽しく現場改善やセミナーをやっています。
■本テーマ関連学協会での活動
全国のセミナー会社
■執筆
・絵とき ポカミス撲滅大全 監修 日刊工業新聞社
・絵とき 簡便自働化 監修 日刊工業新聞社
・日本の製造業を立て直す「超ものづくり経営」共著 日経BP
・2002年から18年間、日刊工業新聞社様の各月刊誌に自らイラストを描き写真も撮り、
「虫の眼・魚の眼・鳥の眼」「今すぐ実践!なるほどヒューマンエラー防止策」など数多くの記事を掲載。
・人間力向上のヒント「企業家精神」は、HPでも毎月更新して紹介をしています。
Http://smc-matsuda7.jimdo.com/
<セミナーポイント>
■講座のポイント
会社に来てやることを要約しますと、たったの2つです。1つは価値向上で、2つは原価低減です。売価を上げることはできませんが、利益を確保し増益のためには原価低減の取り組みが不可欠です。不良や手直しをゼロにすると、売上を上げなくとも利益は2倍にもなります。それくらい不良や手直しのムダやロスが多く潜んでいます。不良や手直しがなくならない理由は、ヒューマンエラーが発生する原因の対策をしていないからです。これを撲滅するには、ツールや手法だけでなく、製造や工場、品質管理の新しいマネジメントスタイルが重要となってきます。
■受講後、習得できること
・ヒューマンエラー(ポカミス)の発生の根源が見えてきます。
・ヒューマンエラーの撲滅の考え方・進め方のヒントが見えてきます。
・ポカヨケの対策の実例が多くの写真で紹介しますので、すぐに実行できるようになります。
・工場におけるマネジメントの取り組みの大切さに気づかされます。
・誰でも簡単に問題が、20件以上発見できるツールも紹介します(テキストに添付します)。
■受講対象
・ヒューマンエラーの発生で困っておられる工場の管理監督者
・ヒューマンエラーの具体的な対策に悩んでおられる現場のリーダーや班長
・ヒューマンエラーの原因や対策の立て方を知りたい方
・社内教育担当者、社内安全衛生担当者 など
<講演プログラム>
1.会社に来てやることはたったの2つ
1)会社の目的は?
2)原価低減と価値向上
3)この2つを実行するには?
2.ヒューマンエラーエラーとは?
1)ヒューマンエラー(ポカミス)とは?定義とエラー、ミス、失敗について
2)ヒューマンエラーを分析するのはムダ?
3)ヒューマンエラーの99%は?
4)ヒューマンエラーをすぐに、しかも簡単になくすヒント
5)ユニバーサルデザインの大切さ
3.今までのヒューマンエラーの取り組み
1)今までの多くの失敗事例
2)本質の問題は、規律にあると考えます
4.これからのヒューマンエラー撲滅の考え方
1)安全で働きやすい職場づくり
2)作業環境の整備の考え方
3)社員を安全活動に巻き込む
4)安全確保が品質向上、生産性向上になる
5)フィロソフィの共有化
5.ヒューマンエラー撲滅の進め方
1)ヒューマンエラーの防止策、大事故にならない方法
2)ハインリッヒの法則からみえること<100-1=0?100-0=200?>
3)災害ゼロに取り組む姿勢、まずは3Sから始める
4)ポカヨケ(注意式+規制式)の紹介と導入
5)ポカミス対策と標準作業の関係
6.工場マネジメントの取り組み
1)会社の財産である社員をもっと活かす
2)マネジメントとは?
3)新しいマネジメントスタイルとは?
4)教えるのではなく、気づかせる大切さ
5)規律を高めることが、ポカミスや災害を防ぐ
7.すぐにできるポカヨケ【写真による事例紹介】
1)5S+表示標識でできるポカヨケ
2)動作の4原則で行うポカヨケ
3)セット化・キット化で行うポカヨケ
4)ポカミスの真因追及のチェックリスト
5)ポカヨケの具体的事例とコメント
8.気づかなかった問題がすぐに発見できる「観察の仕方」
1)テキストを基にやさしく、しかも、目からウロコ的なやり方を紹介します
【誰でも1時間で20件以上の気づきや問題点を発見できるやり方です】