開催日 | 2024年12月13日(金) |
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開催地 | Web |
★2024年下期における製品含有化学物質に関わる法規制などの動向を時系列で解説します。
情報収集・分析の負荷低減やクロスチェック、遵法対応に役立つように、経緯、関連動向、今後の予想なども交えて実践的な情報を提供します。
■セミナーテーマ
成形品の製品含有化学物質に関わる法規制等の動向と対応(2024年下期)
<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>
■講師
みずほリサーチ&テクノロジーズ(株) サステナビリティコンサルティング第2部 シニアコンサルタント 技術士(環境部門、総合技術監理部門) 菅谷隆夫 氏
■専門分野
製品含有化学物質管理
化学物質を考慮したサプライチェーン管理、環境配慮設計、サーキュラーエコノミー など
■本テーマ関連の委員会活動
2006年9月~ アーティクルマネジメント推進協議会(JAMP) 管理ガイドライン技術委員会委員長
2016年7月~2017年3月 製品含有化学物質管理に係わる改正JIS原案作成委員会副委員長・作業部会主査 [JIS Z 7201:2017]
●日時 2024年12月13日(金) 13:00-16:30
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。
■講座のポイント
製品含有化学物質管理への取り組みにおいては、新たな法規制等に対応するために、必要に応じて管理基準を修正したり、管理の仕組みを見直したりすることが重要となりますが、それ以前に、法規制動向の情報を収集・把握する作業が負荷や課題となっていることも多いのではないでしょうか。
本講座では、成形品の製品含有化学物質に関わる法規制やサプライチェーン・業界などでの取組みなどについて説明します。実際の情報収集やクロスチェックに役立つように、さらに法規制等の目的や考え方を理解し、製品含有化学物質管理での対応に役立つ情報を提供したいと思います。(法規制の基本的な説明は省きますので、初心者向けとはいえません)
事前および当日、講座後の質問にも、可能な限りお答えします。
<主な対象>
製品:主に電気電子製品や自動車などの成形品、およびそれらを製造するサプライチェーンで授受される製品
法規制:EU、米国、東・東南アジアなどにおける、直近半年間の製品含有化学物質に関わる法規制
(*講演や資料で使用する用語は、JIS Z 7201:2017に準じます)
■講演プログラム
1.製品含有化学物質規制の俯瞰
2.成形品の製品含有化学物質に関わる法規制などの解説
○2024年下期における製品含有化学物質に関わる法規制などの動きを時系列で説明
<2024年下期の主な動向(予想を含む)>
・国際条約:ストックホルム(POPs)条約 専門家会議POPRC-20、プラスチック汚染対策条約 政府間交渉委員会 など
・国際標準:ISO/IEC 82474-1(材料宣言 その1)策定 など
・製品環境規制:EU バッテリ規則におけるバッテリパスポートの準備、中国RoHSにおける含有制限物質追加への対応 など
・化学物質規制:EU REACH規則におけるPFAS制限案検討、米国TSCAにおいて期限延期されていたPIP(3:1)の禁止措置のその後、POPs条約における廃絶物質への対応 など
・サーキュラーエコノミー関連: EU 持続可能な製品のためのエコデザイン規則におけるエコデザイン基準の検討およびデジタル製品パスポートの準備 など
<7月の主な動き> (8月以降も重要な動きをピックアップして解説)
7月18日 EU 持続可能な製品のためのエコデザイン規則発効
7月19日 中国 国家標準GB/T 26572-2011(中国RoHS関連)を改正(4物質追加)
7月26日 中国 リサイクルプラスチックにおける規制物質の含有制限を規格化へ
7月30日 EU UV-328の廃絶に対応するPOPs規則委任規則案についてパブコメ実施
3. 質疑応答