株式会社情報機構

<化学分析入門> 溶液の調製・取り扱い(固体試料を溶液化する場合を含む)徹底マスター講座

2024/04/19

開催日 2024年6月17日(月)
開催地 Web

★無機溶液化学・環境分析化学を中心に解説
★分析装置の高性能化により、分析操作自体は簡単になっている反面、「分析値」を正しく評価するためにはきちんとした基礎知識を備えておく必要があります
★"溶液"をキーワードに、濃度等の基礎知識から実験等の操作まで丁寧に解説。初任者や若手の方の研修、OJTの準備等にぜひご活用ください


<化学分析入門>
溶液の調製・取り扱い
(固体試料を溶液化する場合を含む)徹底マスター講座


<講師>
宇都宮大学大学院 地域創生科学研究科 教授 上原伸夫 氏

<日時>
2024年6月17日(月) 14:00-17:00

<形態>
Zoomオンラインセミナー

<受講料>
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

   *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

   *受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。

<セミナーポイント>
■講座のポイント
 
機器分析法の発達および分析装置の高性能化により,分析化学・溶液化学の知識が無くても簡単に分析操作が行える時代になっている。しかしながら,測定によって得られた分析値を正しく評価するためには,分析化学の知識が欠かせない。特に,分析対象が溶液の場合(固体試料を溶液化する場合も含む)には分析化学だけでなく溶液化学の知識も必要になる。
本セミナーでは,“溶液”というキーワードを基に,その濃度に関する基礎的な知識,溶液の調製や取り扱いに関する基礎的な知識,さらに実践的な取り扱い方法について解説する。無機溶液化学や環境分析化学の内容が中心です。

■受講後、習得できること 
溶液の濃度について理解を深めることができる。
自信を持って溶液調製を行うことができる。
自信を持って化学分析の操作を行うことができる。

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
JIS K 8001:2017 試薬試験方法通則 
JISR3505:1994 ガラス製体積計
など

■講演中のキーワード
質量,物質量,溶液,質量濃度,モル濃度,溶解

<講演プログラム>

1. はじめに

 1) 溶液内で起こる化学反応
 2) 物質量と質量

2. 溶液の濃度
 1) 濃度の種類
  a) 質量濃度
  b) モル濃度
  c) パーセント濃度,その他
 2) 質量濃度とモル濃度の相互変換
  a) 市販の金属標準液のモル濃度
  b) 市販の液体試薬のモル濃度
  c) 公定分析法に使われる含有量換算の公式
  3) 混合溶媒の調製
  a) 溶媒を混ぜるとなぜ体積が変化するのか
  b) 混合溶媒の分率

3. 溶液の調製・取り扱い(基礎編)
 1) 固体の試薬を溶解する
  a) 一般的な溶解方法
  b) 特別な条件下での溶解
 2) 液体の試薬を希釈する
  a) 一般的な希釈方法
  b) 希釈に用いられる器具
 3) 溶液を保存する
  a) 保存容器に何を使うか
  b) 使用可能期間はいつまでか

4. 溶液の調製・取り扱い(実践編)
 1) 計量器具を正しく取り扱う
  a) ピペット,安全ピペッター
  b) メスシリンダー,メスフラスコ
 2) 天秤の正しい取り扱い(ヨウ素を例にとり)
    動画を用いて説明する予定
 3) 正確な濃度で溶液を調製する(ヨウ素を例にとり)
    動画を用いて説明する予定

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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