開催日 | 2023年12月21日(木) |
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開催地 | 東京都 |
☆統計的アプローチをきちんと理解、品質管理業務に必要な統計の知識を一通り身に付けることができます
☆何をすればよいのか、何を間違っているのかさえわからない。。。という方にこそ受講いただきたい超入門セミナー
■講師
アキュプレック有限会社 取締役社長
京都大学医学部 人間健康科学科 非常勤講師 井野邦英 先生
■日時
2023年12月21日(木) 10:30-16:30
■会場
[東京・大井町]きゅりあん5階第1講習室
■受講料
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。
■講座のポイント
統計的方法は、製品の開発や改良などに利用すること、日常の継続的な管理に有用な手段です。しかし意味をご存じなければ結果を読むことができない。さらに他人に説明することができない。まして理解が間違っていることさえわからない。
そのためデータをどのようにまとめ、考えられるのかを具体的な例を通して理解していただきたい。この講座を足掛かりに統計解析に興味を持っていただきたい。
■講演プログラム
第1章 統計の基本
1.データの種類と尺度(Stevens)の尺度
2.解析方法の種類
1)パラメトリック統計的手法
2)ノンパラメトリック統計的手法
3.母集団と標本の関係
4.サンプルの取り方とサイズ
5.確率と分布
1)計数値の分布 二項分布とポアソン分布の関係
2)計量値の分布 正規分布とt分布の関係
3)検定の考え方
4)検定の手順
5)推定の考え方
第2章 1変数の統計
1.代表値、ばらつき、標準誤差(SE(M):Standard Error of Mean)
2.分布の形状 歪と尖り、正規性の検定
3.外れ値の処理
第3章 計量値に関する検定と推定
1.分散に関する検定
1)母分散の検定
2)分散比の検定
2.母平均値の検定 (母分散が既知、母分散未知)
3.独立2標本の平均値の差の検定
1)独立2標本の平均値の差の検定(母分散が既知)
2)独立2標本の平均値の差の検定(標本の母分散σ2が未知、等分散)(Studentの方法)
3)独立2標本の平均値の差の検定(標本の母分散σ2が未知、等分散である確信のない)(Welchの方法)
4.対応2標本の平均値の差の検定 Paired-t
第4章 計数値に関する検定と推定
1.母不適合率に関する検定と推定
2.2つの不適合率の差の検定と推定
3.適合度の検定
4.分割表の検定(2×2の分割表)(l×mの分割表)
第5章 管理図の目的と実践
1)Xbar-R管理図
2)X-Rs,Xbar-Rs-R管理図
3)np管理図
4)p管理図
第6章 相関と回帰
1.散布図、相関係数
1)相関係数の検定と推定
2.回帰分析
1)回帰直線と回帰直線からのデータのばらつき
2)回帰直線 y=a + b・xの診断
3)回帰式の信頼区間
第7章 分散分析と実験計画
1.分散分析法の基本
2.一元配置分散分析
3.二元配置分散分析
4.実験計画の基本