株式会社R&D支援センター

顔料微粒子の分散・凝集の基礎および撹拌機・分散剤の選択ノウハウ【LIVE配信】

2024/08/23

開催日 2024年10月23日(水)
開催地 Web

【開催日時】
2024年10月23日(水) 13:00~16:00

【講師】
(株)キャラバンス(リサーチ&コンサルティング) 代表取締役 高橋 唯仁 氏

【専門】
化粧品学一般、高分子化学、コロイド界面科学、生化学、皮膚科学


【略歴】
1983年 早稲田大学理工学部卒
1988年 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了
同年 (株)資生堂(基礎科学研究所、皮膚科学研究所、ライフサイエンス研究所、薬剤開発研究所、製品開発研究所)
2008年 TTI・エルビュー(株)(DDS事業部、化粧品開発部、基礎研究部)
2010年 日本ロレアル(株)(アジアオープンリサーチ)
2013年 プライミクス(株)(乳化分散技術研究所)
2024年 株式会社キャラバンス(リサーチ&コンサルティング)創業

【価格】
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

【趣旨】
近年、ナノテクノロジーの進歩により、サブミクロンからナノサイズの微細かつ均一な微粒子粉体が開発され、顔料をはじめとして新たな機能を創出する材料として注目されている。しかしながら、微粒子分散系は、時に「粒子そのものは小さいはずだが、微粒子としての機能がなかなか発現しない」、あるいは「溶液やスラリー中で機能が出ない」などの問題に直面するケースがある。その理由は、顔料微粒子集合体では、一次粒子径の値よりその組成物内での分散状態により、機能発現が左右される場合が多いからである。そのため、ナノテクノロジーの進化と共に、実用レベルでは、微細な顔料及び粉体原料の機能を最大限に引き出すために、原料の選定、配合組成ばかりでなく、分散・凝集制御が要求される。
本セミナーでは、このような問題解決のために、分散の3要素(ぬれ、微粒化、安定化)に焦点をあて、分散・凝集制御に着目した安定性、機能性の向上、及び分散状態が大きく影響する各種物性制御について述べる。具体的には、目的に応じた粉体表面、分散剤、攪拌機(分散機)等を選定する方法、さらには分散工程によって性質が大きく変化する系について述べる。
本セミナーは、昨年まで化粧品顔料セミナーとして、化粧品における顔料分散状態と、色、光、紫外線散乱等に関する内容で進めてきたが、今回は、さらに範囲を広げ、顔料のみならず微粒子材料全般について、化粧品に加え、塗料、印刷技術、電極材料等、分散技術で差がつく事例を紹介する。

【プログラム】
1顔料とは
 1.1染料と顔料
 1.2顔料の性質
 1.3顔料の種類と用途

2分散・凝集の基礎
 2.1顔料微粒子の分散凝集を支配する粒子・溶液界面
 2.2粒子径と性質の変化
 2.3顔料分散に関与する三要素
  2.3.1ぬれ
  2.3.2解砕(微細化)
  2.3.3安定化

3顔料微粒子の表面制御と分散剤の選び方・使い方

4攪拌機(分散機)の種類・特徴と上手な選び方・使い方

5分散技術で差がつく性質とその事例
 5.1化粧品
 5.2塗料
 5.3その他

6まとめ

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