開催日 | 2024年10月16日(水) |
---|---|
開催地 | Web |
【開催日時】
2024年10月16日(水) 12:30~16:30
【講師】
住本技術士事務所 所長 技術士(経営工学) 住本充弘 氏
《ご専門》
パッケージの開発、パッケージ加工技術を利用した産業部材の開発、
《ご略歴》
1967年3月 東北大学 理学部 化学科卒業
1967年4月 大日本印刷(株)入社 各種パッケージ開発及びシステム開発、バリアフリー、
ユニバーサルデザイン(user-friendly, accessible design package)、
RFID ,環境対応パッケージ等
2004年1月 大日本印刷(株)定年退社
2004年1月から現在 国内外でパッケージングのコンサルタント活動。
《ご活動》
・包装学会
・(公社)日本技術士会 会員 技術士包装物流会理事
・日本包装コンサルタント協会 理事
・日本包装管理士会
・海外との情報交換
【価格】
非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) 会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
【趣旨】
EUの包装及び包装廃棄物規則、PPWRも決まり、包装の大きな流れである循環型パッケージ、循環型ポリマー利用の方向性も定まった。日本も対応が急務である。循環型ポリマーの利用事例やdrupa 2024の印刷展における動き、世界の優れたパッケージの事例紹介を通じて、PPWRの実施を受けて世界の包装はどのように変化するかを予測し、今後の日本の包装関係者が進む方向を予想する。
【プログラム】
はじめに
1.drupa 2024に見る印刷の動き
2.Recyclableとは
2.1 第三者認証のrecyclable
2.2 海外のプラスチック団体の基準
2.3 欧州7か国のオレフィン系モノマテリアル回収stream
2.4 モノマテリアルとグリーンウォッシュ
2.5 ECのDfR(Design for Recyclability)とは
3.プラスチックの再生再利用の課題
-最新のリサクル技術の説明
3.1 ケミカルリサイクル
3.2 熱分解タイプ
3.3 ガス化タイプ
3.4 超臨界タイプ
3.5 酵素利用他の技術
3.6 マスバランス方式の利用
4.使用済み包材の回収及び選別の課題
-プラスチック及び紙素材のラミネート品への対応をどのようにするか
4.1 国内外の回収・選別システムの事例
4.2 回収及び選別技術の実証実験
4.3 アップサイクリングに向けての脱インク及び剥離技術
5.再生材料利用の事例
5.1 海外事例--廃プラ回収~recycled plastics製造~ブランドまでのビジネスモデル
5.2 国内事例
6.紙利用の包装
-ナノセルロース利用の実用化~各種紙製液体容器の最前線
7.求められる包装の機能の変化
7.1 Smart Package/Connected Package
7.2 センサー機能と鮮度保持
7.3 包装製品の市場追跡性及び偽造防止
8.これからのバリア化技術
8.1 OPPや延伸HDPEフィルムへの蒸着技術による水蒸気及び酸素バリア性の向上事例
8.2 多層コーティングやOPによるバリア化
9.新しいフィルム及び先端技術の利用
9.1 新しい素材、バリア性の向上
9.2 AI、IoT、ロボット、リモートコントロールなどの事例紹介
10.世界の最新のパッケージ紹介
WPO受賞事例他を紹介
11.包装材料の供給体制
デジタル印刷及び新しいラメネート加工技術の説明と海外の小ロット印刷の展開事例
12.今後の方向性
今後の包装に必要な課題について考察する。
おわりに