開催日 | 2024年6月14日(金) |
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開催地 | 千葉県 |
【開催日時】
2024年06月14日(金) 10:00~16:30
【講師】
(株)ウテナ 開発統括部 技術顧問 深澤 宏 氏
【専門】
界面化学
【略歴】
【ご専門】タグチメソッド、化粧品GMP、品質管理、技術開発
【ご略歴・ご活躍】
昭和52年4月 株式会社小林コーセー(現株式会社コーセー)入社
平成04年7月 株式会社アルビオンに転籍
平成29年4月 株式会社ウテナへ(現職:常務執行役員 開発統括部長)入社
【資格等】甲種危険物、有機溶剤主任者、品質管理検定1級,公害防止管理者水質4種,技術士(経営工学部門)等
【所属学会】品質工学会(代議員),日本品質管理学会会員,品質工学フォーラム埼玉(顧問),日本技術士会(経営工学)会員
【価格】
非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円) 会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、1名につき47,300円でご受講いただけます。
【趣旨】
化粧品は健常者が毎日使用する「日用品」である。化粧品には高い安全性と安定性が求められている。
本稿では化粧品の安定性について議論する。
第1に加速試験を用いた安定性評価について検討する。
第2に化粧品の①設計安定性,②製造安定性,③上市後安定性の確保について議論する。
これからも世界に誇れる「Japan品質」を創り続ける一助となれば幸いである。
【習得できる知識】
・化粧品の加速試験を用いた製品寿命を予測する
・化粧品の設計時の安定性確保を目指す
・化粧品製造安定性を確保する
・上市後の安定性を確実にするための考え方を理解する
・化粧品の総合品質の確保を達成する
【プログラム】
10:00~12:00【セミナー】
化粧品の品質安定性確保と評価の進め方・トラブル対応
【プログラム】
第1部:「化粧品の加速試験を用いた製品寿命予測事例」
はじめに
1.化粧品の安定性評価方法
2.化粧品の経時安定性評価
3.経時安定性と反応速度論
4.1次反応におけるアレニウス式の活用
まとめ
第2部:「化粧品の品質安定性設計」
1.トレンド解析(いつまでもつか)
2.製造ばらつきへの対応
3.化粧品品質の許容差設計
まとめ
第3部:「EXCELで計算してみよう」
1.相関と回帰の計算
2.95%信頼限界の計算
3.残存量の推定
まとめ
【質疑応答・名刺交換】
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14:00~15:30: (株)ファンケル美健 千葉工場 見学
ファンケル化粧品の製造部門として1982年設立。現在では、滋賀工場、横浜工場、群馬工場を加え4工場体制。
千葉工場では無添加技術を駆使した化粧品の主力工場として、最先端の生産設備を導入し、お客様に安全と安心を提供し、ハイレベルな衛生基準を誇るクリーンな生産システムのもと高品質・高品位の商品を安定して供給できる体制を整えています
〇 医薬品製造レベルのクリーンな環境で、「安心・安全」な化粧品が作られる現場をご覧いただきます。
〇 そんなハイレベルな衛生基準を誇るクリーンな生産システムを見学いただけます!
〇 クリーンレベル100の充填模様は必見!
どれほどクリーンか、模型と見比べながら実感できます!