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Samsung Biologics は、バイオ医薬品業界への貢献度を高めるために、

引き続き能力と専門知識を構築していきます
Samsung Biologics

 
 Samsung Biologicsが、2024年10月9~11日の3日間、パシフィコ横浜で開催されるBioJapanに参加する。日本国内の事業に力を入れるという同社のサービスと戦略について、ケヴィン・シャープ氏(Kevin Sharp, Senior Vice President, Head of Global Sales)に話を聞いた。

 

Q.事業内容と規模を教えてください

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 ケヴィン・シャープ氏

 Samsung Biologicsは、完全に統合されたエンド・ツー・エンドのCDMOとして、細胞株の開発から最終無菌Fill&Finishまでのシームレスな開発・製造ソリューションをご提供しています。当社は、韓国のソンドに本社を置いて2011年に設立されました。

 創業以来、積極的な設備投資を続けており、バイオキャンパスIにバイオ製造総容量604,000Lの4つのプラントを建設しました。2023年に5つめのプラント建設のため、バイオキャンパスIIを着工しました。プラント5は、2025年4月に稼働を開始した後は180,000L分の追加的な容量を追加することになります。バイオキャンパスIIは、同容量の3つのプラントを別途追加し、2032年の完成時には、バイオキャンパスIとIIを合わせて130万Lを超える容量を擁することになります。

 

 グローバル展開も進めており、2020年以降米国にも拠点があり、ニュージャージー、サンフランシスコおよびボストンに営業所を構えています。US営業所を通じて米国の既存のお客様や潜在的なお客様の近くでのリアルタイムのやりとりと欧州時間での対応が可能になり、関係性がより緊密になりました。Samsung Biologics は、米国と欧州の他の地域への地理的な拡張を積極的に検討し続けています。

 

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Q.CDMOとしての強みを教えてください。

 Samsung Biologicsの施設は、すべてCGMP準拠であり、さまざまなお客様のニーズに応えるために小規模から大規模までのバイオリアクターを有しています。詳細を紹介すると、小規模として1,000Lまでのスケーラビリティを有し、単一拠点で最大5,000L、10,000Lおよび15,000Lまでのスケールアップが可能です。これにより、統合されたプラントが製品の生産ライフサイクルを一貫して取り扱えるようになり、お客様は時間とコストを削減できます。

 Samsung Biologics は、モノクローナル抗体、二重特異性抗体、融合タンパク、遺伝子組換体、ナノ体などの多種多様な分子をカバーするためサービスを拡張してきました。また、新しいモダリティへの投資によって、お客様のニーズに応える能力を多様化し続けています。継続的なビジネスポートフォリオの拡張および顧客のニーズをプロアクティブに解決するための努力の一環として、現在さらにスタンドアロンのADC製造施設を建設中で、2024年内の完成を見込んでいます。
 
 mRNAに関しては、COVID-19ワクチンの要望に対応するため、2022年に先行投資を通じて、事業ポートフォリオに該当能力を統合し、Modernaとも提携しました。単一拠点で、mRNA原薬と製剤を提供しており、コンタミや劣化のリスクを低減できる一方、開発から製造への移行がスムースに実行され、効率が最大化されています。商業化に成功するための最先端の設備と実践的なmRNA製造ノウハウを備え、CGMPに準拠した施設を有しています。
 
 このほかにも、Samsung Life Science Fundを通じて、Senda Biosciences、Jaguar Gene Therapy、Araris Biotech、AimedBio、Brick BioおよびLatus Bioを含め、先駆的な技術をもつバイオ企業に投資もしています。

 Samsung Biologicsでは、後期段階の新薬探索から臨床製造までの包括的な開発サービスをご用意しています。品質の向上とタイムラインの加速のため、一連の社内プラットフォームを始動し、お客様に合わせたソリューションもご用意しているので、特定の目標や開発段階に合った最適なプログラムをお選びいただけます。また、開発から臨床製造へのシームレスな移行のためのサービスもご提供し、受託製造スペースでその成功記録を最大限利用しています。

 

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Q.グローバルにCDMO事業を展開する御社からみた日本のバイオ医薬品市場や、
 バイオ医薬品製造体制についてお考えお聞かせください。

 日本は、優秀なR&Dの環境および政府からの支援をもとに、世界最大の製薬市場の一極としての地位を維持しており、日本の革新的なパイプラインは、ADCおよびCGTなどの新興市場を主導しています。代表的な例として、第一三共はエンハーツおよび有望なパイプラインをもとにADC市場で急成長しており、エーザイはアルツハイマー病市場を主導しています。

 一方、バイオ製造の観点では、日本の製薬会社は動物細胞培養のボリュームが制限されていることから、製造のアウトソーシングによって大きなメリットを得られます。Samsung Biologicsは、日本が低分子からバイオ医薬品へフォーカスを移行していることから、日本のバイオ製薬市場における著しい価値と潜在性を認識のもと、コラボレーションと製造提携の拡大を試みております。

 

Q.今後、日本でどのような事業展開をお考えでしょうか?

 Samsung Biologicsは、日本の大手製薬会社や中小規模のバイオテック企業との開発製造提携を拡大し、地理的に隣接しているというメリットや、技術的専門知識 を最大限活用できればと願っています。特に、患者様が革新的な治療薬を利用しやすくなるよう、動物細胞ベースのバイオ医薬品、ADCおよびmRNAに大きな関心を持つ日本のお客様をサポートしたいと思っています。

 Samsung Biologicsは、日本の市場における存在感を増すため、日本のお客様と効率的かつ徹底的なコミュニケーションを通じて、協働できるよう従業員一同精進し、最初のご相談の段階からお客様のニーズを把握し、最善のサポート方法を見つけられるように努めます。

 

Q.パシフィコ横浜で開催されるBioJapan(2024年10月9~11日)に参加しますが、
 メッセージをお願します。

 BioJapanではSamsung Biologicsのサービスについて、対面でお話させていただける大切な機会だと考えています。ぜひ、当社のブースにお立ち寄りください。

 

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■お問い合わせ
Samsung Biologics
〒21987 大韓民国 インチョン広域市 ヨンス区 ソンド バイオ通り300
TEL:+82-32-455-3114
E-mail:sbio.bd@samsung.com
URL:https://samsungbiologics.com

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