| 開催日 | 2026年6月17日(水) |
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| 開催地 | Web |
<基礎から実践まで>
培養用バイオリアクターの操作と設計・管理
講師:大阪大学 田谷 正仁 氏
秋田大学 堀口 一樹 氏
<日時>
2026年6月17日(水) 10:30-16:30
<形式>
Zoomを用いたオンラインセミナー
*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。
第一部 田谷正仁 氏 10:30~12:00(予定)
■講座のポイント
微生物や動物細胞などの機能や能力を、できる限り高いレベルで発現させる場がバイオリアクターです。その使用範囲も、従来の醸造・醗酵産業から食品や医薬品製造、さらに最近では細胞治療、細胞農業といった新しい分野にも及んでいます。本セミナーでは、培養用バイオリアクターの操作や設計・管理について、取り扱う細胞によらずに適用できる理論や方法論を、主に生物化学工学的観点から解説します。さらに、対象とする細胞種に固有な問題についても触れ、理解を深めることを目的とします。
■受講後、習得できること
・細胞培養工学目線でのバイオリアクター
・装置工学目線でのバイオリアクター
*具体的な例題・演習なども取り入れ、より理解を深めます。
■受講対象
・生物化学工学の知識を習得したい方
・バイオリアクターや周辺技術などの開発研究を予定している方
■講演プログラム
1.バイオリアクターについて
1-1.バイオリアクターの形式と特徴
1-2.主な培養操作(方法、特徴、留意点など)
2.培養される細胞特性の理解
2-1.形態学的特性とバイオリアクターの関係性
2-2.増殖速度論
2-3.死滅(殺菌)速度論
2-4.栄養源/エネルギー源の供給に伴う問題
3.まとめ
3-1.バイオリアクター開発の経緯と今後の展開
第二部 堀口一樹 氏 13:00~16:10(予定)
■講座のポイント
バイオリアクターの設計において、槽内の液流れ・細胞の動きを理解することは重要です。特に再生医療等製品や抗体医薬品などの高付加価値製品の製造に使われる動物細胞・ヒト細胞など、流れによって受ける負荷に敏感な細胞は、培養コストが高く試行錯誤が困難であるため、流体工学の観点から細胞が受ける流動的負荷の評価が重要になります。本セミナーでは、バイオリアクターのスケールアップの基本的な考え方と、細胞培養における流体工学的解析に必要な流体工学の基礎知識の習得と方法論の理解を深めることを目的とします。
■受講後、習得できること
・流体工学的観点からのバイオリアクター設計
・計算流体力学(CFD)の基本的な考え方
・CFDを用いたバイオリアクター設計
■受講対象
・生物化学工学の知識を習得したい方
・これからバイオリアクターを使う予定の方
・スケールアップなどの開発研究を予定している方
■講演プログラム
1.バイオリアクターの設計・運用
1-1.酸素供給と酸素移動容量係数(kLa)
1-2.スケールアップの指標
1-3.スケールアップの実際
1-4.計測、制御、管理
1-5.培養における温度管理(冷却)
1-6.モニタリング事例
2.流体工学的観点によるバイオリアクター設計
2-1.はじめに ~バイオリアクターの中の流れを知る~
2-2.細胞培養と流体工学
2-3.流動の可視化の概要
2-4.細胞培養への応用の実際
3.CFDの基礎
3-1.はじめに ~CFDとの付き合い方~
3-2.CFDの基本原理、基礎式
3-3.バイオリアクター設計におけるCFDの実際
3-4.演習を通したCFD体験
3-5.機械学習を用いたCFD解析
4.まとめ
4-1.これからのバイオリアクターの設計と展開
第三部 質疑応答 16:10~16:30(予定)

