株式会社情報機構

粘着・剥離のメカニズムおよび粘着特性の測定、レオロジー特性の評価

2026/04/16

開催日 2026年6月15日(月)
開催地 Web

粘着・剥離のメカニズムおよび粘着特性の測定、レオロジー特性の評価

講師:早稲田大学 山崎 義弘 氏


<日時>
2026年6月15日(月) 13:00-17:00

<形式>
Zoomを用いたオンラインセミナー


*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。

■講座のポイント
粘着剤・粘着テープには、どうすればくっつくかという課題と共に、どうすれば(きれいに)剥がれるかという重要で困難な課題がある。例えば、同じ粘着テープを使用したとしても、そのテープをどこに貼ったか、そのテープをどのように剥がしたかによって、テープの剥がれ方(例えば、剥離強さ・ジッピングなどの動的挙動)は大きく異なる。従って、粘着剤の剥離は、単に粘着剤の物性(弾性率・表面張力)だけで決まる性質ではなく、その粘着剤を使用している環境や条件にも強く依存しているといえる。本セミナーでは、粘着剤・粘着テープの使用環境・条件を包括的に捉え、レオロジー・非線形動力学に基づいて、粘着剤の剥離メカニズムに対する普遍的で一般的な視点・取り扱い方を解説する。

■受講後、習得できること
・粘着・剥離の物理的基礎
・剥離現象を捉える包括的な視点
・粘着・剥離の力学的特性に関わる粘性・弾性の基礎
・糸引きを引き起こす原因
・ジッピング(スティック – スリップ振動)の原因と対策

■受講対象
・粘着剤、粘着テープの設計に従事される方
・材料メーカーの方
・粘着・剥離の物理的な基礎について学びたい方

■講演プログラム
1.はじめに

 1-1.歴史的背景・用語解説
 1-2.空間スケールと粘着現象を観る階層性
 1-3.3つの主要な研究分野

2.スケーリング・レオロジー
 2-1.スケーリング:ひずみ・応力の導入
 2-2.粘性・弾性
 2-3.レオロジーの基本モデル
 2-4.レオロジー特性の測定:動的粘弾性

3.テープ剥離の力学特性
 3-1.剥離の応力分布
 3-2.テープ剥離の角度依存性
 3-3.テープ剥離の粘着剤厚・支持体厚依存性
 3-4.テープ剥離の速度依存性

4.高分子レオロジー・粘着の特性
 4-1.高分子レオロジー(粘弾性)
 4-2.粘着の3要素(タック・保持力・粘着力)
 4-3.粘着の経験則:良い粘着剤とは?
 4-4.粘着剤の高機能化

5.粘着剤の大変形による形態形成
 5-1.糸引きが起きるメカニズム:フィンガリング不安定性
 5-2.タックにおける形態形成と力学特性
 5-3.テープ剥離における形態形成と剥離強度の関係

6.テープ剥離の非線形性・動的挙動
 6-1.非線形ダイナミクス
 6-2.テープ剥離の非線形性/ジッピング(スティック・スリップ現象)
 6-3.粘着・剥離の動的挙動/剛性の影響

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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