開催日 | 2024年10月24日(木) |
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開催地 | 東京都 |
講座ポイント;
近年、「モダリティ」という言葉が、多様な創薬基盤技術の研究開発の発展により、
医薬品の創薬基盤技術の方法や手段の分類を表す用語として、よく目にするようになってきている。
本講座では、注目されているRNA薬・核酸薬・オピオイド薬の各専門家の方に、最新研究や動向など解説いただいた上で、
市場におけるモダリティのトレンドや創薬ベンチャーのトレンド分析についても解説する。
※3時間と短い時間ではありますが、4名の講師による医薬モダリティに関連した最新で密度の濃い内容の講座となります。
会場・オンライン参加どちらも可能です。
講座目次;
第1部 RNAを標的とした創薬技術開発 (国立がん研究センター研究所 網代将彦 氏) (12:30~13:10)
1.RNA標的創薬
2.遺伝性疾患におけるRNA標的創薬
3.悪性腫瘍に対するRNA標的創薬
4.がん細胞の特性と遺伝子変異
5.悪性腫瘍におけるRNA
6.悪性腫瘍の治療標的
7.今後の展望
第2部 オピオイド受容体を標的とした向精神薬の研究開発 (東京理科大学 斎藤顕宜 氏) (13:13~13:53)
1.うつ病について
2.抗うつ薬市場の現状
3.抗うつ薬の現状と課題
4.オピオイド受容体を標的とした向精神薬
5.オピオイドκ受容体を標的とした抗うつ薬開発の現状
6.オピオイドδ受容体を標的とした抗うつ薬開発の現状
7.DOR作動薬による臨床開発状況
8.今後の展望
第3部 核酸アプタマー医薬品技術開発 (タグシクス・バイオ株式会社 堀美幸 氏)(13:56~14:36)
はじめに
①核酸アプタマーとは
②中分子医薬品としての核酸アプタマーの動向
1.アプタマーの作製方法と特徴
2.上市した核酸アプタマー医薬品
3.開発中の核酸アプタマー(投与経路別に概説)
4.今後の展望
①核酸アプタマーの医薬品開発の課題
②アプタマーの特徴を活かした抗体との差別化
③タグシクス・バイオ(株)のアプタマー医薬品開発の取り組み
第4部 ディール分析から見るモダリティのトレンド (国内製薬企業 黒坂宗久 氏) (14:39~15:19)
1.世界の医薬品市場動向
2.医薬品研究開発のオープンイノベーションとライセンス動向
3.創薬ベンチャーのトレンドについて
3.1 ベンチャーファイナンス市場の概要
3.2 創業企業が扱うモダリティ
3.3 ベンチャー投資されるモダリティ