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インタビュー: CSL Seqirus社と考える、ワクチン輸送における最先端技術の採用

登録日:2024/03/27

更新日:2024/04/05

インタビュー: CSL Seqirus社と考える、ワクチン輸送における最先端技術の採用 
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今回ご紹介するのは、CSL Seqirus社のグローバルロジスティクス責任者、Paul Wolstencroft氏へのインタビュー記事 となります。
医薬品輸送における温度管理は、ワクチンを最適な状態で、スケジュール通りに届けるために欠かせない要素です。
Releye®ソリューションと統合データ機能を取り入れたことが同社の物流運用にどのような変化をもたらしたか、同氏に伺いました。


CSL Seqirus社 のプロフィール
CSL Seqirus社 は、グローバルヘルスケア業界における重要なプレイヤーであり、
特にインフルエンザワクチンの研究、開発、製造に注力している企業です。
同社は、世界の公衆衛生を守るために、革新的なインフルエンザ予防策を提供しています。
インフルエンザワクチンの研究、開発、製造において先駆者的な役割を果たしており、
世界中でインフルエンザの流行を防ぐための支援を行っています。
CSL Seqirus社は最先端の製造技術と厳格な品質管理により、信頼性の高いワクチン供給を実現しています。
 

Paul Wolstencroft氏 のプロフィール
Paul Wolstencroft氏は、同社のグローバル物流戦略の責任者として、インフルエンザワクチンの国際的な供給チェーン管理を指揮しています。
彼の業務は、輸送と流通の最適化、リスク軽減策の策定、および供給網の安定性確保に重点を置いています。
Wolstencroft氏の専門的な指導のもと、CSL Seqirus社は高い品質基準を維持しつつ、
世界各地へのタイムリーで信頼性の高いワクチン配送を実現しています。
彼のリーダーシップは、CSL Seqirus社が公衆衛生への貢献を継続する上で極めて重要な役割を果たしています。



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Q1. 温度管理が必要な医薬品を国際輸送する際には、どのような課題に直面しますか?
 
私たちの業界では、時間が命です。ワクチンという、安全在庫を持たず、すぐに届ける必要がある非常に重要な製品を扱っています。
輸送中のワクチンを正確な温度で保つためには、厳しい温度管理と、予測不能な世界的物流の変動の間で繊細なバランスを取る必要があります。
気温の変化や予想外の遅れなどによる温度の変動は、ワクチンの効果を損なう恐れがあります。
製品の特性と複雑な流通ルートのため、輸送データを迅速かつ容易に入手できるかどうかが、出荷の成功に直結することがあります。
これは重大なミッションであり、精密さが重要となります。
 
 
Q2. Releye®ソリューションを採用して、業務にどのような影響がありましたか?
 
Releye® RAPを導入したことで、私たちの業務は大きく変わりました。
私たちにとってイノベーションを続けることは非常に重要であり、常に最新の技術を追求し、常に一歩先を行くことを心がけています。
Releye®はリアルタイムでの追跡機能を提供してくれるので、重要な出荷物が必要な温度条件で保たれているかを密にモニタリングできます。
私のチームや航空会社、フォワーダーなどの主要な関係者全員が、
Envirotainerポータルを通じていつでもこの情報にアクセスでき、リアルタイムで全く同じ情報を確認できます。この透明性は非常に重要です。
私たちにとって、Releye®は変化を促す触媒であり、リスクを減らし、業界内での信頼性を築く上で役立っています。
 

Q3. Releye®のクオリフィケーションはどのように進みましたか?
Releye®のクオリフィケーションプロセスは非常にシンプルでした。
社内でReleye® のクオリフィケーションをすると決定した後、Envirotainerが提供するサポートパッケージにアクセスできました。
これにより必要な文書やテスト報告書にすぐに入手でき、実際に物理的な出荷を行わなくても性能資格を取得できました。
結果として、時間、労力、コストを節約できただけでなく、持続可能性の観点からもプラスの影響がありました。
 

Q4. 従来の追跡システムにReleye®の統合データセンサーを追加することで、どのようにリスクの軽減や冗長性に貢献していますか?
 
Releye®への移行は、単にコスト削減にとどまらず、リスクプロファイルを低下させることにもつながります。
私たちは数百万ドル相当の製品を扱っており、求められる条件からの逸脱リスクを減らすことで得られる安心感は、計り知れません。
これが、ワクチン輸送の完全性を保証し、税関での遅延など予期せぬ事態が発生した際に対応できる、
より強固なシステムを構築することに貢献していると考えます。
 

Q5. ワクチン輸送におけるコンプライアンスは重要な側面ですが、Releye®は貴社の規制要件とどのように整合しますか?
 
Releye®を使用し始めるための新たな規制上の要因はありませんでしたが、
私たちの主な目標はリスクを減らし、何が起こっているかをはっきりさせることです。
コンプライアンスは基本条件であり、私たちはそれらの基準を超えることを目指しています。
Releye®は、ワクチン物流における最高基準を維持するという私たちのコミットメントを示すのに重要な役割を果たしています。
 

Q6. この新しい可視性がチーム内の信頼性にどの様な影響を与えましたか?
 
リアルタイムで情報がわかることで、チーム内の自信と信頼が高まります。
私たちが何をしているのか、また常に改善を図っていることが、Releye®の使用を通じて示されると考えます。
これは外部のステークホルダーだけでなく、チーム内に卓越性の文化を育むことに繋がっています。
 
 
Q7. 今後のワクチン輸送について、未来の技術の役割についてどのようにお考えですか?
 
私たちは、従来のデータ記録から一歩先に進む時期に来ていると考えます。
通信技術を活用し、新しい技術を取り入れ、プロセスをさらに最適化したいと思っています。
私たちの目標は、常に進化を受け入れ、物流業界で技術的に最先端を行くことです。
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今回のインタビューを通じて、CSL Seqirus社のグローバルロジスティクス責任者、Paul Wolstencroft氏から伺った、
ワクチン輸送における最先端技術の活用に関する考え方は、医薬品物流の将来への一つの可能性を示唆しています。
これらの技術が世界中の人々の健康向上に貢献することを願いつつ、医薬品輸送がどのように進化していくか、
その影響に引き続き注目していきたいと思います。

 
 
Releye®について:
Releye®コンテナは、医薬品輸送における厳格な基準に対応するよう設計されており、温度管理輸送の新基準を目指して開発されました。
このシステムは、他のどのアクティブ温度管理ソリューションよりも長い期間、再充電なしに、貨物を安定した温度で保護することができます。
全てのReleye®コンテナはオンラインで管理されており、貨物の状態、位置、輸送の進捗をリアルタイムで確認できます。
また、私たちの管理チームがお客様の貨物を世界中で24時間体制でモニタリングし、
問題が発生した場合には15分以内に対応する体制も整えています。
より詳細な製品/サービス情報については下記リンクからご確認いただけます。

https://ptj.jiho.jp/product/173070/product-service/153049


*記事内容に関するお問い合わせは、以下の担当者までお気軽にご連絡ください。

Envirotainer APAC
山下 将太 / National Sales Manager, Japan
shota.yamashita@envirotainer.com
http://www.envirotainer.com/

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