開催日 | 2025年3月17日(月) |
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開催地 | Web |
【開催日時】
2025年03月17日(月) 13:00~16:00
【講師】
富士通 富士通研究所 プリンシパル・リサーチャー 博士(生命科学) 村上 勝彦 氏
【価格】
非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) 会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
【趣旨】
ゲノム医療(genomic medicine)や精密医療(precision medicine)の進歩に伴い、バイオマーカーの役割は疾患判別から薬剤有効性を判断するコンパニオン診断まで広がり、新たな指標の開発が求められています。これに応えるため、ゲノムワイドな公開オミックスデータを活用した新しい探索手法の研究が進展しており、遺伝子発現量の疑似相関の分離など、より精密な解析も可能になってきました。
本セミナーでは、バイオマーカー探索に取り組む方を対象に、オミックスデータを活用した実践的な解析手法、数理的手法の生物学的な解釈方法、および研究動向の把握を目標とします。基本的な統計学やプログラミングの知識を前提としますが、使用する手法の本質的な考え方については、具体例を通じて理解を深められるよう工夫を施しています。
【プログラム】
1はじめに
1.1自己紹介
1.2 セミナーの概要と目的
2バイオマーカーの基礎知識
2.1 バイオマーカーとは?
2.2 バイオマーカーの種類 (診断、予測、安全性など)
2.3 測定対象と技術
3がんバイオマーカー探索の最近動向
3.1オミックス時代のバイオマーカー
3.2有効な情報・データの種類
3.2.1遺伝子発現データ
3.2.2 miRNAデータ
3.2.3ゲノム配列変異情報
3.2.4ゲノムメチル化情報
3.2.5薬剤応答とパスウエイ
4研究事例
4.1癌細胞と正常細胞との混合度を推定するがんバイオマーカー探索
4.2行列・テンソル分解を用いた多軸のバイオマーカー探索
5 今後の課題と展望
6質疑応答