株式会社R&D支援センター

2030年に向けた医療機器マーケティング戦略と今すぐ始める海外新規事業開発

2025/06/20

開催日 2025年9月24日(水)
開催地 Web

■講師
ベスティングループ(株)代表取締役 齋藤 良治 氏

《専門》
医療機器・診断薬・医薬品の360°コンサル

《略歴》
・大学卒業後、外資系の大手医療機器・医薬品(診断薬)メーカー、世界的なCRO企業にて33年間勤務
・医療機器/医薬品(診断薬)の主にマーケティング戦略および新規事業開発、QMSなどに従事
・その後、医療機器分野へ新規参入を計画していた大手国内部品メーカーにて事業推進部長を拝命
・ゼロベースから、1~2年で全国主要17社との独占的・包括販売契約を締結し、国内事業基盤の構築
・海外(アジア)には、OEM製品で5カ国に販路拡大、欧米M&A企業との連携
・行政の仕事にも携わり、大口の複数製品の受注/納品
・中小企業の医療機器/医薬品(診断薬)/ヘルスケア製品の開発から販売まで360度の事業推進

《主な職務経験:40年》
1) 医療機器・体外診断用医薬品・医薬品のマーケティングおよび新規事業開発
2) 医薬品等の臨床開発(CRO)の国内外の受託
3) 医療機器等の受託製造(CDMO/OEM等)

《専門分野》
1) 癌・遺伝子・肝炎の診断および治療
2) 糖尿病・心臓疾患、認知症の血管障害の循環器疾患の診断および治療

《活動等》
一般社団法人 日本循環器学会 会員
第274回日本循環器学会 講演 「デジタル検査装置によるステント再狭窄の成績向上に向けて(BMS/DES/TAVI)」(2024年12月14日 ステーションコンファレンス東京)

■趣旨
 ・2030年を見据えた中長期的な視野
   →未来の市場変化・技術革新・規制対応を見越した戦略立案が共通テーマ
    単なる現在の延長ではなく「将来像から逆算した」
    マーケティングや新規事業開発が議題

 ・医療機器業界のマーケティング革新
   → デジタル技術、ユーザー中心、価値訴求型マーケティングなど、
    従来の営業主導型から脱却する必要性、マーケティングの再定義と進化が議題

 ・海外・グローバル市場への展開と挑戦
   → 成熟しつつある国内市場に対する問題意識と、新たな成長機会を海外市場に
    求める動きで、参入障壁、現地パートナー戦略、規制・認証の理解

 ・“今すぐ始める”という行動重視の姿勢
   → 未来への準備ではなく、「今、何を始めるべきか」に焦点を当てた実践的な
    内容、スモールスタートや社内の意識改革など初動の重要性

 ・大手企業が注力する「価値共創(Co-creation)」「デジタル変革」「中長期成長戦略」

 ・日本発医療機器の海外展開と現地適応戦略「フリーゾーンを活用した再輸出
  (関税・利益リスクヘッジ対策)」

■プログラム  1. はじめに
  ・医療機器業界の今、そしてこれからの国内市場の現状と限界
  ・業界を取り巻く環境変化(技術・制度・顧客ニーズ)
  ・なぜ「2030年」が重要なのか?  2. マーケティング戦略の再構築
  ・これからの勝ち筋とは
  ・従来型営業モデルの限界、「製品中心」から「課題解決・価値提供」へ
  ・顧客価値起点のマーケティング(Value-based Approach)
  ・デジタル活用、データドリブン戦略、エビデンスの強化  3. グローバル展開の可能性と現実
  ・新興国・先進国での市場機会
  ・各国の参入障壁と攻略ポイント(規制・認証・現地パートナーなど)
  ・日本発の医療機器が海外で通用する条件とは?  4. “今すぐ始める”海外新規事業開発:第一歩の実践ガイド
  ・小さく始めて大きく育てる:スモールスタートの設計
  ・社内リソースの活用とチームビルディング
  ・海外市場調査・現地テストマーケティングの具体例  5. 2030年に向けた企業変革とマーケティング人材の要件
  ・必要とされる組織文化・意思決定スタイル
  ・イノベーションを生むマーケティング機能の構築
  ・グローバル×戦略思考を備えた人材とは?  6. まとめとアクションプラン
  ・明日から始める3つのステップ  質疑応答・ディスカッション

企業情報

株式会社R&D支援センター

詳しく見る

TOP