欧州EUDAMEDのホットフィックス適用、英国PARDの検索機能拡充、スイスSwissdamedのM2M登録技術資料公開など、2月中旬に各当局のデータベース更新が相次いで発表されました。各国で用語やコード体系、必須化時期が異なるため、メーカーは自社の販売地域ごとに登録実務と移行計画の見直しが必要です。以下に要点を整理します。
1. EUDAMED:2月18日にProduction Hotfix v2.22.2が展開されました。v2.22.0の文書は引き続き有効であり、EMDNコードのv3が含まれます。これは、5月28日から使用が必須となる4つのモジュール(Actor Registration、UDI/Device Registration、Notified Bodies and Certificates、Market Surveillance)への対応のための準備です。義務課日前に市場に出回っている医療機器のUDI/Device Registrationは、11月27日が期限です。
2. 英国PARD:2月20日に、販売名/商標名での検索が可能になったと発表されました。GMDNコードの使用に関する新たな情報や、北アイルランドがEUおよびEUDAMEDに整合していることを確認する旨の情報も追加されました。
3. スイスSwissdamed:同じく2月20日に、M2M(Machine to Machine)登録の技術資料が利用可能になったと発表されました。M2M機能は3月末までに利用可能となる予定です。UDI Devicesモジュールは2025年8月から任意の使用が可能となっており、2026年7月1日から使用が必須となります。義務課日前に市場に出回っている医療機器については、2027年1月1日までの猶予期間が設けられています。
4. また、2月上旬には、「レガシー機器」機能が稼働を開始したが発表されました。これにより、EU MDD、IVDD又はAIMDDに基づいて認証されたレガシー機器の登録が可能となります。
5. 命名規則:EUDAMED/SwissdamedではEMDNが使用され、英国PARDではGMDNが使用されます。市場ごとにコードの整合及び品目とのが必要です。
機器登録やUDIデータベースの急増は、データの透明性が求められる時代となっていることを示唆しています。
【略語一覧】
EUDAMED:EUの医療機器データベース(European Database on Medical Devices)
EMDN:欧州医療機器命名法(European Medical Device Nomenclature)
PARD:英国MHRAの公開登録データベース(Public Access Registration Database)
GMDN:国際医療機器命名法(Global Medical Device Nomenclature)
Swissdamed:スイスの医療機器データベース(Swiss Database on Medical Devices)
M2M:システム間の機械的データ連携(Machine to Machine)
MDD/IVDD/AIMDD:旧EU指令(医療機器/体外診断用医薬品/能動埋込)
【キーワード】
EUDAMED / Swissdamed / PARD / EU /CEマーク / UK / UKCA / Swiss / Swissmedic / CH-REP / UKRP / EUAR
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