NDSRI Amesデータベースのアップデート

本データシェアリング・イニシアチブでは、NDSRIのAmesデータの共有を促進し、それらの構造活性相関 (SAR) の理解を深めます。その結果、参加メンバーはNDSRIの変異原性に影響を与える、構造的特徴の傾向を特定できるようになります。

新しいデータリリース
最新のアップデートにより、Vitic Complex Nitrosamines 2024.2.0 データベースには以下が含まれるようになりました。

✦　813 件の新しいデータが追加され、合計は 3,852データになりました。
✦　20 種類の新しい化合物が追加され、合計は 126 種類になりました。

注目すべき更新としては、20の新しいニトロソアミン構造が追加され、総数が126 になったことです。そのうち 92%は構造的に複雑で、API 類似または API 由来のニトロソアミンです。

遺伝毒性のin vitroおよびin vivoデータ
データベースには現在3,691 件の遺伝毒性in vitro成績があり、その大部分は 124 の化合物に関する細菌の変異原性データです。 このアップデートでは、トランスジェニックマウス・ラットを用いたin vivo遺伝子突然変異試験結果も追加されており、合計 11 化合物について38データとなりました。

Complex Nitrosoaminesデータシェアリング
コンソーシアムのメンバーは、データを提供・共有することで、この懸念の高い化学物質クラスに対する正確な予測をサポートします。共有されたデータは、ニトロソアミンの潜在的な変異原性を予測するための新しい SAR モデルを構築および検証するために使用されます。 

本データシェアリングにご興味ありましたら、下記までご連絡ください。
担当：増子　聡
Email: satoshi.mashiko@lhsalimited.org
TEL: 080-9804-1171

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