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株式会社情報機構

コンピュータ化システムバリデーション(CSV)入門 ~CSVの基本から、関連規制の概要、各種CSV文書作成、ER/ES・データインテグリティ対応等について具体的事例を交えて解説~

2025/11/19

開催日 2026年2月6日(金)
開催地 Web

講師
株式会社日立製作所 インダストリアルデジタルビジネスユニット 
トータルシームレスソリューション統括本部 篠原 正典 氏  

講師紹介
株式会社日立製作所入社後、医薬、再生医療などのヘルスケア分野向け製造・品質保証ソリューションを担当。
主にCSV、設備バリデーションをはじめとした法規制対応コンサルティングの業務に従事。
現在は、再生医療企業向けのソリューション展開、法規制コンサルティングを中心に活動中。

■専門および得意な分野・研究
・製造管理システム(MES)、監視制御システム(SCADA)、品質管理システム(LIMS)、バリューチェーン管理システム等の医薬/再生医療業界向けシステム
・コンピュータ化システムバリデーション(CSV)、設備バリデーションなどの規制対応 <その他関連セミナー>
医薬品製造/製剤技術/品質管理/GMP/CSV/GDP 一覧はこちら  

日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2026年2月6日(金) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円

*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引

  セミナーポイント
IoT、Industry4.0、AIなどのキーワードが産業界をかけめぐる昨今、製造、品質管理、品質保証などの各業務においてもイノベーションが発生しつつあり、高度な情報管理、運用管理が求められる時代に突入している。
 一方、医薬、医療機器、再生医療などのヘルスケア分野においては、GMPに代表される品質システムを遵守し、安全な製品を市場に供給する責務を担う。製造、品質管理、品質保証などの各業務の効率化においてIT機器を使用されることが多く、CSVは避けて進むことの出来ない活動である。また、データインテグリティに代表される新たなガイドランが世界的に頻発しており、システム構築・運用において、多面的な視点で検討を重ねる必要がある。
 本講義においては、まず、CSVに関連するガイドドラインの成り立ち、仕組みについて、わかりやすく解説する。また具体的な事例を用いながら、実際にCSVをユーザ側の視点で実行するときに陥りやすい問題や課題解決手法に関して解説する。

■受講後、習得できること
・CSVのガイドラインの成り立ち
・CSV対応の基礎知識
・具体的事例に基くCSVの課題解決手法

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・コンピュータ化システム適正管理ガイドライン
・GAMP 5
・日米欧GMP
・データインテグリティガイダンス
・21CFR Part820, ISO13485

■講演中のキーワード
・CSV IoT GAMP GMP

セミナー内容
1.CSVとは?(基本)
 1-1.CSVとは
  - CSVの背景
  - 一般的なバリデーション活動
 1-2.医薬業界について
 1-3.医薬業界の法規制について
 1-4.適正管理ガイドラインの概要
  補足:通知や関連ガイドラインについて
   CSV関連ガイドライン
   Good Distribution Practice
 1-5.GAMP5とは
  - GMAP 5 Guide 2nd Edition
 1-6 データインテグリティへの対応

2.CSV図書作成時の注意点とポイント(開発業務)
 2‐1.開発計画書
 2‐2.システムアセスメント
  -ソフトウェアアセスメント
  -製品品質に対するリスクアセスメント
  -供給者アセスメント
  -供給者アセスメントと供給者監査の違い
  -供給者監査の進め方の例(GAMP5)
  -エクセル表をどのようにバリデーションするか
 2‐3.ユーザー要求仕様書(URS)の作成
  -章立ての例とポイント
 2‐4.リスクアセスメント
 2‐5.機能仕様書(FS)
 2‐6.設計仕様書(DS)
 2‐7.プログラムテスト/システムテスト
 2‐8.受入試験
  -工場受け入れ試験
  -現地受け入れ試験

3.CSV図書作成時の注意点とポイント(検証業務)
 3‐1.バリデーション計画書
  -章立ての例とポイント
 3‐2.設計時適格性評価(DQ)
  -計画書の章立ての例とポイント
  -報告書の作成
  -トレーサビリティマトリクスの例
 3‐3.据付時適格性評価(IQ)
  -確認内容の例
  -計画書の章立ての例とポイント
 3‐4.運転時適格性評価(OQ)
  -テスト要領と判定基準について
  -計画書の章立ての例とポイント
 3‐5.性能適格性評価(PQ)
 3‐6.トレーサビリティマトリクス
 3‐7.バリデーション報告書
  -章立ての例とポイント

4.製薬企業における責任
 4‐1.製薬企業における責任
 4‐2.自社でやらなければならない作業
 4‐3.外部に委託できる作業

5.具体的事例により理解を深める
 5‐1.こんなときどうする?
 5‐2.電子記録・電子署名について(ER/ES)
  -21 CFR Part11について
  -Part11の具体的要件
  -厚労省ER/ES指針の構成・ポイント
 5‐3.PIC/S Annex11
 5‐4.制御システム(PLC)への対応
 5‐5.データインテグリティ
  -関連ガイダンス
  -Warning Letter
  -プリントアウトされた記録と生データ
  -正の記録
  -加工データ
  -詳細なMHRAガイドライン抜粋
  -FDAにおけるデータインテグリティの歴史
  -FDAのバックアップ定義
  -FDA Compliance Program Guidance Manual
  -MHRA、FDA、PICSにおける生データ、データ、メタデータの定義比較

6.まとめ

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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