開催日 | 2025年7月23日(水) |
---|---|
開催地 | Web |
①実験動物科学(実験動物・動物園)の基礎知識をおさらいする。
②動物愛護管理法・カルタヘナ法等の主要法規制をチェック。
③バリア(SPF)施設を含む実験動物の飼育管理に必要な考え方と技術を学ぶ。
④飼育環境(気候因子)や遺伝・微生物・特性等のモニタリングを学ぶ。
⑤動物実験の課題を共有し、今後の実務に役立てる。
☆豊富な経験を有する講師が、ポイントを徹底解説いたします!
【テーマ名】
実験動物の飼育管理/動物実験施設の品質管理に関わる留意事項
~関連法規制やガイドラインを踏まえて、厳格かつ適切な維持管理につなげる~
【講師】
公益財団法人 実中研
基盤技術部門、教育・研修室
室長代理 博士(獣医学)
橋本 晴夫 氏
【学歴】
1994年 日本獣医生命科学大学 獣医畜産学部 畜産学科 卒業
1996年 茨城大学 農学研究科 生物生産学専攻 修士課程
2000年 日本獣医生命科学大学大学院 獣医学研究科 博士課程
【主な職歴】
2000年~2001年 東京医科歯科大学 疾患遺伝子実験センター
2001年~2002年 公益財団法人がん研究会 ゲノムセンター
2003年~2017年 公益財団法人実中研 動物資源管理センターおよび実験動物研究部
2014年~ 岐阜大学大学院獣医学研究科客員准教授
2016年~ 東京農業大学 非常勤講師 (実験動物学・動物愛護法)
2018年度~ 公益財団法人実中研 教育・研修室
現在に至る
【専門および得意な分野・研究】
・実験動物学 (繁殖生理、遺伝子組み換え)
【本テーマ関連学協会での活動】
・日本実験動物学会
・日本実験動物技術者協会
【開催日時(オンライン配信)】
2025年7月23日(水) 10:30-16:30
【受講料】
●見逃し視聴なし:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
●見逃し視聴あり:1名56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円
※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。
【セミナーの内容】
■講座のポイント
本講座は、 実験動物科学の基礎をしっかりと学び、適正な実験動物の飼育管理や動物実験が実践できる人材育成を目的としています。
実験動物の業務に初めて携わる方、または経験はあるがもう一度勉強したい方を対象とした内容です。
■受講後、習得できること
・実験動物と動物実験の基礎的な知識
・実験動物の品質管理に必要な考え方と技術
・実験動物の品質管理に必要な飼育技術と施設
■本テーマ関連法規・ガイドライン
・動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)
・遺伝子組替え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(カルタヘナ法)
・動物実験の適正な実施に向けたガイドライン (日本学術会議)
■講演中のキーワード
・実験動物
・飼育管理
・バリア(SPF)飼育
・モニタリング
・3Rs
■講演プログラム
1. 適正な実験動物と動物実験
1.1 総論
1.2 各論:現在の適切な実験動物と動物実験の条件
2. 動物実験の法規制
2.1 動物の愛護及び管理に関する法律
2.2 遺伝子組み換え生物の法規制 -カルタヘナ法-
3. 実験動物の飼育管理とバリア(SPF)施設 -マウス / ラット-
3.1 飼育器材
3.2 日常の飼育管理(飼育管理方法)
3.3 実験動物施設
3.4 バリア飼育施設の基本構造
3.5 バリア飼育施設の設備
4. 飼育環境(気候因子)モニタリング
4.1 総論
4.2 環境の変化による実験動物への影響
4.3 環境の測定方法
5. 品質管理 のためのモニタリング -遺伝 / 微生物 / 特性-
5.1 遺伝モニタリング
5.2 微生物モニタリング
5.3 特性モニタリング
6. 現在の動物実験の課題
7. 質疑応答