開催日 | 2025年1月28日(火) |
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開催地 | Web |
☆日本企業にも多大な影響を及ぼすサプライチェーン・DD規制。
☆本講座では、適用対象/対象分野/要求事項に始まり、具体的な実践対応に至るまで、
国際機関/政府/企業等、各種セクターでの経験を有する講師が徹底解説します!
【テーマ名】
サプライチェーン・デューデリジェンスに関する欧州規制の最新動向と実務対応
~企業サステナビリティDD指令(CSDDD)、森林破壊フリー製品規則(EUDR)、
バッテリー規則(EUBR)、強制労働産品規則(FLR)を軸にして~
【講師】
真和総合法律事務所
パートナー 弁護士/法学修士(米・仏・独・伊)
高橋大祐 氏
【経歴、専門及び得意な分野・研究】
グローバルコンプライアンス、サステナビリティ・ESG、テクノロジー分野を専門として、企業・金融機関に対し、法的助言・デュー・ディリジェンス支援・危機管理・紛争解決を担当。
サステナビリティ・ESG分野における様々な活動に従事。国際法曹協会(IBA)ビジネスと人権委員会共同議長、日本弁護士連合会弁護士業務改革委員会CSRと内部統制PT副座長、第一東京弁護士会環境保全対策委員会元委員長、海外贈賄防止委員会(ABCJ)運営委員・事務代表。
国連ビジネスと人権政府間作業部会代理リーガルエキスパート、OECD責任ある企業行動センター・コンサルタント、外務省ビジネスと人権行動計画作業部会構成員、環境省環境デュー・ディリジェンス普及に関する検討会委員、ジェトロSDGs研究会委員などの公職も歴任。また、企業・金融機関のサステナビリティ委員会委員、サステナビリティ・アドバイザリーボード・メンバー等も務める。
法学修士(米・仏・独・伊)。欧州連合エラスムスムンドゥス奨学生プログラム及び米国フレッチャー法律外交大学院を修了。
【日時(オンライン配信)】
2025年1月28日(火) 13:00-16:30
【受講料】
●見逃し視聴なし:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
●見逃し視聴あり:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。
【セミナーの内容】
■講座のポイント
2024年7月、EUで、企業に対しサプライチェーンを通じた人権・環境デュー・ディリジェンス(DD)を義務付ける、企業サスナビリティDD指令(CSDDD)が発効しました。CSDDDは日本企業を含む非EU企業に対して域外適用される可能性があるほか、たとえ規制の適用を直接受けなくてもサプライチェーン上の取引先企業から同規制への対応を求められる形で、日本企業も実質的に影響を受ける可能性が高い状況です。
EUにおいて、サプライチェーンDDを義務付ける法規制はCSDDDに限定されません。森林破壊フリー製品規則(EUDR)、バッテリー規則(EUBR)、強制労働産品規則(FLR)や各国法規制など様々なルールが存在します。これらのルールは適用対象、対象分野、要求事項などが異なっており、各規制の異同をふまえた対応が求められます。さらに、DDの効果的な実施にあたっては、各国規制の根拠規範である国連ビジネスと人権指導原則やOECD多国籍企業行動指針の理解も欠かせません。
そこで、本セミナーでは、グローバルコンプライアンス及びサステナビリティを専門とし、国際機関・政府・企業など様々なセクターでの経験を有する講師において、サプライチェーン・デューデリジェンスに関する欧州規制の最新動向と実務対応を解説します。
■受講後、習得できること
・サプライチェーンDDに関する欧州の各規制のポイントがその異同も含めて理解できる
・サプライチェーンDDに関する欧州の各規制の日本企業への影響が理解できる
・サプライチェーンDDの最新実務が理解できる
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・EU企業サステナビリティDD指令(CSDDD)
・EU森林破壊フリー製品規則(EUDR)
・EUバッテリー規則(EUBR)
・EU強制労働産品規則(FLR)
・国連ビジネスと人権指導原則
・OECD多国籍企業行動指針
■講演中のキーワード
・サプライチェーン
・デュー・ディリジェンス
・欧州規制
・ビジネスと人権
・環境サステナビリティ
■プログラム項目
1. サステナビリティDD規制総論
1.1 根拠規範としての国連ビジネスと人権指導原則・OECD多国籍企業行動指針のポイントと影響
1.2 欧州におけるサプライチェーンDD規制の動向と影響
1.3 欧州以外におけるサプライチェーンDD規制の動向と影響
1.4 サプライチェーンDD規制を取り巻くアクターと影響
2. サステナビリティDDに関する欧州規制の解説
2.1 企業サステナビリティDD指令(CSDDD)のポイントと影響
2.2 森林破壊フリー製品規則(EUDR)のポイントと影響
2.3 EUバッテリー規則(EUBR)のポイントと影響
2.4 強制労働産品規則(FLR)のポイントと影響
2.5 各規制の異同・関連性
3. サステナビリティDDの実務
3.1 サステナビリティDDの要素と実践ステップ
3.2 サステナビリティDDを補完するツール:契約条項・データプラットフォーム・グリーバンスメカニズム
3.3 サステナビリティDDの不足が問題化した事例と教訓
3.4 サステナビリティDDに関するグッドプラクティス
3.5 日本企業における実践上の留意点
4. 質疑応答