開催日 | 2025年1月29日(水) |
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開催地 | Web |
FMEA/FTAによる品質・信頼性トラブル予測と
再発防止/未然防止の進め方
<Zoomによるオンラインセミナー>
★品質/信頼性の違いやその予測に関する基礎知識から、
FMEA/FTAの手順・すすめ方、活用の着眼点・留意点まで!
講師
D-Tech パートナーズ 代表 原田 文明 氏
講師紹介
・ご略歴:
1982年 富士ゼロックス入社、信頼性管理部門で開発商品の信頼性管理、信頼性評価及び試験、加速試験法・解析手法,信頼性予測手法開発に従事。設計段階で信頼性予測・技術支援をへて、部品信頼性評価業務を統括。設計・仕入先での信頼性技術指導、試験法・評価法の開発、設計確認方法の開発や海外クライアントとの調整業務および海外生産拠点の品質マネジメントやガバナンス体制の見直しに従事。また、IEC TC56(ディペンダビリティ)委員として各種国際規格の策定とJIS化に参画。FMEA規格の改訂や加速試験、RSSなどのプロジェクトメンバーとして活動。
2010年より富士ゼロックスアドバンストテクノロジー(株)で品質保証&安全環境評価部長として品質保証システムおよび安全環境評価業務を統括。
2014年に定年退職。同社シニアアドバイザーを経て、2019年よりコンサルタント
現、D-Techパートナーズ代表
・本テーマ関連のご活動:
日本信頼性学会、IEC TC56専門委員、JIS制定委員
東京都信頼性研究会アドバイザー
IEC TC56 専門委員及びWG2(信頼性技法)主査、同規格立案Pチームメンバー
●日時 2025年1月29日(水) 10:30-16:30
●会場 会場では行いません
●受講料 1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引
*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。
○セミナーポイント:
*本セミナーは Zoomミィーティングにて実施致します。
(マイクの使用を推奨致しますが、必須ではございません)。
近年、信頼性問題を未然に防ぐことの重要性が社会的にも注目されています。新幹線の連結器の事例でもわかるように、信頼性の問題は「良品に発生」するもので、一企業にとっても大きくなリスクになります。
予測手法としてはFMEA/FTAが広く知られています。FMEAやFTAは信頼性の改善に活用され、様々な企業で効果を上げてきました。しかし昨今は、手間がかかる、新技術へ適用が難しい、実益が分からない、などの問題点も指摘され、どう効果を実感させるのかが課題となっています。
また再発防止/未然防止も同様です。今の不具合を防止したのに、似たような問題が発生します。それに対処するには、視点を増やして問題点の根源を見つけることが大切です。RCA(根本原因解析)が国際規格で制定されたのも、その一例です。
本講座では、信頼性を改善するための予測のポイントを述べたうえで、FMEA/FTAの概要と、信頼性問題に用いる場合の留意点について紹介します。また、予測できない場合に問題が顕在化しますが、その場合の再発防止と未然防止の着眼点について紹介します。
○受講対象:
・品質と信頼性の違いに悩んでいる方
・信頼性の予測に携わっている方
・FMEAやFTAを導入したが効果を実感できない方
・再発防止や未然防止でお困りの方
等々
○受講後、習得できること:
・信頼性と予測の基礎知識
・信頼性予測が必要な理由
・FMEA/FTAの進め方と信頼性で使うときの注意点
・再発防止/未然防止のすすめ方とコツ
など
○セミナー内容:
1.信頼性とその予測の狙い
・品質と信頼性
・信頼性が求められるのは何故か
・信頼性で予測が必要な理由
・信頼性予測の基本的な考え方
・開発源流で予測が必要な理由
・各段階での予測計画と準備
・予測の「正確さ」に求められること
2.信頼性予測の代表的な手法 FMEAとFTA
・FMEA/FTAのそれぞれの目的
・FMEA/FTAの狙いと準備
・FMEAの手順
(演習付き)
・FMEAの進め方と注意点
・FTAの手順とFT図
・問題点の分解とFT図によるまとめ
(演習付き)
・FTAの進め方と注意点
・信頼性におけるFMEA/FTAの使い方と支援技術
3.品質・信頼性トラブルの再発防止と未然防止
・問題点が再発する理由
・3つの視点での問題点の絞り込み
・再発防止と未然防止の共通点と相違点
・再発防止/未然防止の目的と狙い
・場内と市場データの解析による効果の把握
・その他の手法(問題解決、RCAほか)
・推進上の注意点
<質疑応答>