株式会社情報機構

RoHS指令の基礎理解と実務対応

2024/09/10

開催日 2024年11月21日(木)
開催地 Web

講師 OQCS代表(元ソニー) 代表 岡野雅一 氏

講師紹介
●ソニー(株)にて、環境品質管理、海外/国内品質保証、取引先指導、海外統括業務等に携り、35年間現場の“ものつくり”の指導に携わった。 特にRoHS指令対応に基づき、ソニーグリーンパートナー制度の基礎の体制構築、EU、USA、東南アジア、中国等の現地に於ける環境監査トレーナーを指導育成。海外取引先の指導を通じて、電気電子業界の環境品質管理の基礎:源流管理とサプライヤチェーン構築のための人材育成に貢献した。
●その他、コンデンサメーカー、機構部品メーカー、精密玩具メーカー等にて品質管理責任者や技術コンサルタントとして、各種業界に於ける品質改善指導、人材育成に貢献した経歴をもつ。

■専門・得意分野
●現在は、RoHS/REACHの技術コンサルティング・専門相談を中心に活動を展開している。又、品質管理を含めたサプライヤチェーン構築の指導も行なっている。
●海外赴任実地経験を活かした海外取引先の工程品質改善の技能と海外ローカルスタッフの人材育成の技能。
●化学的な思考法や信頼性技術、部品技術ノウハウ等を体系化して、設計部門や部品保証部門に対する人材育成の技能。 (国内/海外含む)
●環境品質領域に限らず、表面処理領域の技術コンサルティング(めっき、塗装、印刷、アルマイト等の品質・技術領域)も得意な専門分野として活動している。

日時 2024年11月21日(木) 13:00-16:00
●会場 会場での講義は行いません。


●受講料
『Rohs指令(11月21日)』のみのお申込みの場合
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につ30,800円

『REACH規則(11月22日)』と合わせてお申込みの場合
 (同じ会社の違う方でも可。※二日目の参加者を備考欄に記載下さい。)
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円⇒割引は全ての受講者が両日参加の場合に限ります

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名61,600円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき50,600円⇒割引は全ての受講者が両日参加の場合に限ります

   *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引

  製品含有化学物質等を含めた化学物質管理に対する世界的な動向は、急激な変化を来しています。「RoHS2指令」に於いては、規則2019/1020の2021年7月16日適用による技術文書を中心とした市場監視当局による規制強化の動き、IEC63000:2018の2021年11月18日導入開始によるIEC62474適用をベースとしたDSL拡張の動向、2024年以降TBBP-A(ビスフェノールA)等の制限物質追加に伴うRoHS 3指令?の動向並びに制限物質追加に伴うRoHS指令社内~サプライヤ環境品質体制準備の必要性、今後最終報告が予想されるPack22等の適用除外用途の結果など、2023年度~2024年度EUを主体とするRoHS2指令並びに化学物質管理の変化や動向には、目を離せません。
本セミナーでは、上記の最新の法規制や動向を正しく理解し、RoHS2指令に対する適切な取り組み方法、効果的に運用するための具体的な手段、活動の進め方、活動ノウハウ、実務対応のポイント等を初任者のみならず、企業のTOP層の立場にも立って、分かり易く解説します。

■受講後、習得できること
・RoHS2指令の基礎的概念、重要管理ポイントの理解と社内管理方法、最新の化学物質管理の動向や変化に対応した取り組み方法が理解できる。
・RoHS2指令運用のための社内組織つくり、サプライヤ管理の肝、リスクアセスメント、
技術文書の作成等RoHS指令導入に向けた具体的行動の手順や活動のノウハウが理解できる。
・サプライヤ環境監査に当たっての源流管理の思想 “入れない、作らない、出さない”を指針とする環境監査の重要ポイントが理解できる。
・RoHS2指令を広く社内外に展開するための活動の“道しるべ”として、実業務に
役立つガイドラインとなる。

セミナー内容
RoHS2指令
 はじめに <日本企業の現状>
      <日本企業が取り組むべきポイント>
1. 何故、RoHS指令が必要なのですか?

2. RoHS指令の生い立ちとCEマーキングの関係

3. RoHS1の誕生

4. 新しいRoHSの誕生(RoHS2の役割と責任)

5. RoHS2指令とは?

6. RoHS2指令の目的

7. RoHS2の進め方
 7-1. RoHS2の変化点 最新RoHS2指令情報トピックス1 Pack22
  附属書IIIの6(a)、6(b)、6(c)、7(a)、 7(c)-1の更新申請情報     
 7-2. RoHS2取扱いの手順

8. フタル酸エステルの現状と対策(フタル酸エステルの最新情報含む)

9. 製品化ステップに於ける環境品質対応

10.4M変更管理に於ける環境品質対応

11.海外部品調達に於ける環境品質対応

12.RoHS2に向けた技術文書の作成 最新RoHS2指令情報トピックス2
 RoHS2指令整合規格 EN 50581:2012 ⇒ EN IEC 63000:2018変更情報  

13.サプライヤ環境監査と源流管理

14. 適合宣言書、CEマーキングの作成

15. RoHS指令違反について

16. 最新RoHS2指令情報トピックス3
 規則2019/1020 導入に伴う技術文書の重要性と市場監視当局の動き

17. 最新RoHS2指令情報トピックス4
 2024年度、新たに追加2物質が予測されるRoHS3?の動向について
 ⇒ 今後のRoHS指令 社内~サプライヤ環境品質体制準備の必要性

18. 最新RoHS2指令情報トピックス5
  UK RoHSについて

19. 最後に

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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