開催日 | 2024年10月22日(火) |
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開催地 | Web |
★初心者/若手/異業種出身の方を対象に、化粧品を取り巻く規制やGMPの要点、品質保証の考え方等全体を俯瞰して解説!
★より高い品質・より高い安全性を確保した化粧品開発に必要なこととは?
化粧品規制の基本から化粧品GMP導入・品質保証基礎セミナー
<講師>
(株)ウテナ 技術顧問 深澤宏 氏
<日時>
2024年10月22日(火) 10:30-16:30
<形態>
Zoom開催セミナー:見逃し視聴あり
<受講料>
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。
<セミナーポイント>
■講座のポイント
はじめに
化粧品は健常者が日常的に使用する「日用品」です。そのために開発~販売には高い「安全性」の確保が求められます。
最近話題になっている所謂「健康食品」での健康被害を観れば明らかなように,原料段階での不純物(コンタミ)の混入が原因で製品の安全性が損なわれてしまいます。
そこで政府が提案しているのは「GMPの認証制度」です。製造業者だけでなく,原料業者にも適用すべきだと考えているようです。
講演のねらい
化粧品でも同じ問題があります。化粧品の製造~販売には各種の手続きが必要です。
本セミナーでは,化粧品業界の初心者や新規参入企業の担当者に向けて,化粧品の基本から実践までを理解します。
第1部では「化粧品規制」の内容を理解します。又,業界団体の活動内容や方針,提言なども紹介します。
薬機法における「化粧品とは何か」から,化粧品製造業者と製販業者の役割,業界団体の活動,教宣活動や業界発展の施策,提言などを理解します。
第2部では「化粧品GMP」について,制定の経緯や変遷などを理解します。化粧品GMPは国際規格ISO-22716を和訳した規範が業界推奨となっています。この規格の要求事項が何なのかを知り,推進するための手順や問題点などを学びます。
第3部では「化粧品の品質保証」について,安全性と安定性の確保,世界に誇れるJapan品質をどのように作り込んでいくかを考えます。
その中で統計学の基本や,リスクマネジメントと失敗学の関係,Quality Cultureの醸成などをお話しします。
本セミナーが受講者皆様にとって有効なツールとなるよう努めます。
■受講後、習得できること
化粧品規制の概要を知る。
化粧品GMPの内容を理解する。
化粧品の品質保証を第1に考えられる技術者になる。
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
化粧品規制,化粧品GMPガイドライン,品質保証(ICH_Qトリオ)
■講演中のキーワード
化粧品規制,薬機法,GMP,品質保証,統計的品質管理,失敗学,Quality Culture
<プログラム>
第1部:化粧品規制の概要
1.私の苦い経験より
2.化粧品製造販売の手順
3.化粧品開発時に留意すべきこと
4.化粧品製造段階で留意すべきこと
5.化粧品販売時に留意すべきこと
6.今後の課題
第2部:化粧品GMP
1.GMPの基礎
2.化粧品GMPの変遷
3.ISO-22716(化粧品GMP)の概要
4.ISO-22716(化粧品GMP)の認証制度
5.GMPの運営方法
6.化粧品GMPと医薬品GMP
7.包装・表示・保管、輸入化粧品のバッチ、保管サンプル、製品標準書について
第3部:化粧品の品質保証
はじめに
0.プロセスバリデーションとICH Qトリオの考え方
1.製剤開発に関するガイドライン(ICH Q8)
2.品質リスクマネジメント(ICH-Q9)-QRMを用いた未然防止対策モデル-
3.品質マネジメントシステム(ICH-Q10)-PQSを用いた継続改善モデル-
4.リスクへの対応-受容可能なリスク範囲-
5.ハインリッヒの法則
6.変更管理の重要性
7.GMPの限界
8.ヒューマンエラーの防止策
9.技術者の心得と社会の役割
10.リスクマネジメントの難しさ
11.継続改善のすすめ
まとめ
付録:Quality Cultureの醸成
1.なぜ今Quality Cultureなのか
2.Quality Cultureの重要性
3.Quality Cultureの目的
4.Quality Cultureを根付かせるために
5.Data Integrity
まとめ