株式会社情報機構

生体試料中薬物濃度分析法バリデーション実施入門

2023/12/08

開催日 2024年1月31日(水)
開催地 Web

■セミナーテーマ
生体試料中薬物濃度分析法バリデーション実施入門
<Zoomによるオンラインセミナー>
 
■講師
(株)新日本科学 薬物代謝分析センター 副センター長 家木 克典 先生
 
●日時 2024年1月31日(水) 13:00-16:30
●会場 ※会場での開催は行いません
●受講料 1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。
 
■講座のポイント
 2022年5月、ICH M10ガイドライン(BIOANALYTICAL METHOD VALIDATION AND STUDY SAMPLE ANALYSIS)が、ステップ4に到達しました。欧米では既にステップ5に到達しており、日本国内においても2023年度の早い段階でステップ5に達し、当局より本ガイドラインが通知される予定となっています。今後、ICH M10に従って生体試料中薬物濃度分析(バイオアナリシス)、ならびに分析法バリデーションを実施することになり、各社SOPをはじめとする手順書や報告書を更新した上で、バイオアナリシス業務(管理業務を含む)への実装を進めていかなければなりません。
 そこで当セミナーでは、当局への承認申請を踏まえて、ICH M10ガイドラインの理解の深化に主眼おき、分析法バリデーションと実試料濃度分析実施における留意点を解説します。また、ICH M10ガイドラインでは対象外になっているバイオバーカー分析法のバリデーションについても触れたいと考えています。これからバイオアナリシス業務に携わる方や、業務をはじめたばかりの方、さらに本業務の理解を深めたい方にご参加頂きたいセミナーとなっています。
 
■受講後、習得できること
下記の知識を取得することができます。
・生体試料中薬物濃度分析
・BMVガイドラインの歴史とICH 10ガイドライン
・ICH 10ガイドラインに従ったバリデーションと実試料分析
・バイオマーカーの分析法バリデーションと分析
 
■セミナープログラム *一部、内容・順番変更の場合あり。
 
1.生体試料中薬物濃度分析・測定法のバリデーションとは何か
 1.1 定義
 1.2 基本項目
 1.3 実施方法
 1.4 結果判定基準
 
2.ICH-M10ガイドラインとそのポイント
 
3.分析法バリデーションの実施ポイントと初心者がよく起こしがちな問題点
 3.1 フルバリデーション
    ・選択性
    ・特異性
    ・検量線
    ・真度及び精度
    ・マトリックス効果
    ・キャリーオーバー
    ・希釈の妥当性(希釈直線性)
    ・安定性
    ・再注入再現性
 3.2 パーシャルバリデーション
 3.3 クロスバリデーション
 
4.実試料分析と判定基準
 4.1 検量線分析単位と判定基準
 4.2 検量線範囲
 4.3 再分析と再注入
 4.4 ISR
 4.5 クロマトグラムの波形処理
 
5.文書・記録~報告書作成と記録保存のポイント~
 5.1 文書化の項目
 5.2 報告書作成(バリデーションレポートと実試料分析報告書)
 
6.バイオマーカー分析
 6.1 バリデーションで考慮すべき点
 6.2 実試料分析で考慮すべき点
 
7.FAQ

企業情報

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  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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