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健康寿命を支える医療経済学とは_医療価値や費用効果も踏まえ

2025/05/30

開催日 2025年7月17日(木)
開催地 Web

■講師
日本大学医学部医療管理学分野 主任教授 田倉 智之 氏

【略歴】
大阪大学大学院医学系研究科 招聘教授
順天堂大学保健医療学部 客員教授
東邦大学医学部 客員教授
厚生労働省(中医協)費用対効果評価専門組織 委員長
経済産業省 医療インバウンドの適切な推進の在り方に関する検討会 座長
日本心臓リハビリテーション学会 評議員
日本人工臓器学会 評議員
日本循環器学会 Circulation Reports Associate Editor など歴任

【ご専門】
医療経済学

【学位】
博士(医学)

■習得できる知識
・臨床経済学の概念と手法
・費用対効果評価の理念と応用
・アドヒアランスの医療経済的な定義と影響
・医療制度の潮流や医療市場の基本的な構造
・エビデンスや意思決定と行動選択の関連性

■趣旨
〇健康であること、長生きをすること等、を社会経済的(UHC)な観点から考える
〇優れた医薬品・治療材や医療者の技術の医療経済価値の見える化の理論・手法を学ぶ
〇医療イノベーションや医療産業の振興戦略を医療インバウンドや病院経営から論じる

■プログラム  1.医療システムの潮流を占う
   1-1. 医療を取巻く社会経済的な潮流
   1-2. 診療報酬制度と医療機関の経営
   1-3. 医療経済評価と医療価値の概念
 2.健康寿命と社会経済の考え方:因果関係
   2-1. 健康寿命の一般概念と算定方法の背景
   2-2. 健康寿命と社会経済の因果関係の整理
   2-3.健康寿命の医療経済学的な議論の指標
 3.健康寿命の影響因子に占める医療経済性
   3-1.健康寿命の動向と社会経済などの関係
   3-2.健康寿命に影響およぼす主な因子を俯瞰
   3-3.影響因子における医療経済性の位置づけ
 4.健康寿命を医療経済的に向上させる方法
   4-1.医療経済性に優れた疾病予防介入のありかた
   4-2.費用対効果に優れた処置手技介入のありかた
   4-3.費用対効果に優れた薬物療法介入のありかた
 5.意思決定と選択行動の研究例
   5-1. 人工知能を応用した予測モデルの研究例
   5-2. 疾病予防におけるアドヒアランスの意義
   5-3. 医療経済における療法選択と医の倫理等

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