開催日 | 2024年10月29日(火) |
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開催地 | Web |
【開催日時】
2024年10月29日(火) 10:30~16:30
【講師】
TMKメディカルライティング事務所 代表 八木 朋子 氏
【ご専門】
医薬品、医療機器等の開発から承認申請、市販後までのメディカルライティング業務
【ご略歴】
1988~1996年:製薬会社 臨床開発部門
1996~2006年:外資系CROにてメディカルライティング業務
2006年:TMKメディカルライティング事務所設立、現在に至る
(American Medical Writers’ Association会員)
【メディカルライティング実績】
1996-2006年
・CSR 31報(日本語20報、英語11報、そのうち4報については投稿論文も作成)
・CTD(臨床パートの部分担当)、治験薬概要書、機構相談資料、ICF等のドラフト作成
2006-2023年
・CSR 33報(英語33報、そのうち15報については投稿論文も作成)
・CTD 18報(m2.2、m2.5、m2.7.1~2.7.6、10報については、m1.5、m2.2、
m2.5、m2.7.1~2.7.6の全て作成)、2023年では、講師が作成したCTD 2報公開
・照会事項回答(6製剤:臨床)、添付文書案(6製剤:薬物動態及び臨床)、
治験薬概要書(7製剤)、プロトコール(9試験)、その他(ICF、学会資材、営業用資材)作成等
【価格】
非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円) 会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
【習得できる知識】
・PMDA提出資料作成におけるメディカルライターの役割
・PMDAの視点を踏まえた資料作成ポイント
・CTD m2.5とm2.7を作成する際の論理構成、効率的な作成方法、注意点
【趣旨】
医薬品開発及び申請プロセスにおけるメディカルライティングでは、当該医薬品の開発戦略/コンセプト並びに治療上の位置付けを明確に理解した上で、規制要件を遵守した、科学的かつ論理的で一貫性のある資料を迅速に準備しなければなりません。
各資料の役割を踏まえて、開発段階の初期から質の高い資料を作成することにより、研究開発効率が向上し、結果的にCommercial Outcomesでのリスクの低減をもたらします。
本セミナーでは、25年以上のメディカルライティング実践経験のある講師により、実際に講師が作成したCTD(2023年公開)を用いて、PMDAの視点の解説とともに資料作成ポイント及び注意点について解説します。
【プログラム】 1.はじめに
「承認申請~承認取得」までにPMDAに提出する
資料作成におけるメディカルライターの役割について
2.「承認申請~承認取得」までの
タイムラインに沿ったメディカルライティング計画
臨床データパッケージ案に含まれる評価資料、参考資料のm2.7.6作成、
m2.7.1~2.7.4作成、第III相試験CSR作成、m2.5作成、添付文書案作成、
照会事項回答作成、投稿論文作成など、「承認申請~承認取得」までの
タイムラインに沿って作成が必要な資料について、
効率的なメディカルライティング計画及び注意点について解説します。
3.PMDAの視点とCTDに反映すべき内容
PMDAの承認審査に関わる主な視点の解説及びCTDの各モジュールに
落とし込むべき内容について解説します。
注)「新医薬品承認審査業務に関わる審査員のための留意事項より」に基づき解説します。
4.CTD m2.5とm2.7の論理構成及び作成ポイント
実際に講師が作成したCTD(公開済)を用いて、m2.5の「製品開発の根拠」
から「ベネフィット・リスク評価」に至るまでの論理構成、各項目の
重要ポイント、m2.7との共通項目における記載ポイントの違い及び関連付け
について、具体的な事例に基づき解説します。
5.照会事項対応におけるメディカルライティング
照会事項回答作成時の注意点について解説します。
注)照会事項及びその回答については、公開できないため、
本解説では、一般的な事例、文言を用いて、照会事項対応での
メディカルライティングにおける注意点、表現方法も含めたポイントを
解説します。 【質疑応答】