開催日 | 2025年5月30日(金) |
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開催地 | Web |
粉体の分級技術の基礎および装置設計・操作法とトラブル対策のコツ
<Zoomによるオンラインセミナー>
★分級プロセスの効率化・高精度化など、性能向上に向けた理論と実務対応について解説します!
講師
広島大学 大学院先進理工系科学研究科 化学工学プログラム 教授 博士(工学) 福井 国博 氏
●日時 2025年5月30日(金) 12:30-17:00
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料
:『(オンライン)粉体の分級技術(5月30日)』のみお申込みの方
1名 47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき 36,300円
:『(オンライン)粉砕技術(5月23日)』と合わせてお申込みの方
(同じ会社の違う方でも可。※二日目の参加者を備考欄に記載下さい。)
*見逃し視聴は5/23 粉砕技術セミナーのみ実施です。
5/30 粉体の分級技術セミナーは、見逃し視聴はございません。
『(5/23セミナーの見逃し視聴なし):』と合わせてお申込みの場合
1名 75,900円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき 64,900円
『(5/23セミナーの見逃し視聴あり):』と合わせてお申込みの場合
1名 81,400円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき 70,400円
⇒割引は全ての受講者が両日参加の場合に限ります
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引
*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。
○セミナーポイント
粒子を大きさ毎に分ける分級技術は、粉体材料を始めとする各種高機能材料の製造や環境関連プロセスで必要不可欠であり、分級性能がその効率を大きく左右することがあります。その制御のためには、粒子径分布や分級の基礎原理・理論を把握し、適切な設計・操作を行う必要があります。
本講座では分級操作の原理・理論、乾式・湿式分級装置の分級性能とその推算法・高性能化法を説明します。
また、実際の分級機の設計・使い方や各種条件をふまえたトラブル対策について解説し、閉回路粉砕分級システムや、分級プロセスによる成分制御、環境プロセスへの適用などの各種応用事例についても紹介します。
○受講対象:
・粉体に関するプロセス(分級、集塵、輸送など)の設計、運転、トラブル対策に関連する方
○受講後、習得できること:
・粉体の粒子径分布の表現方法
・分級に及ぼす粒子相互作用力の影響
・流体中での粒子運動の理論
・分級装置の分級理論とデータ処理法
・各種分級装置の構造と実例
・閉回路粉砕分級システムなど分級プロセスの応用事例
セミナー内容
1.粒子径分布表現の基本
(1)粒子径の表現法
(2)粒子径分布の表現法と近似関数
2.分級の基本原理と粒子挙動
(1)流体中での粒子運動の基礎式と無次元数
(2)重力場・遠心力場などでの粒子運動
(3)粒子径分布測定法への応用
3.分級機の基本理論と分級モデル
(1)全捕集効率と部分分離効率
(2)上昇流分離モデルと水平流分離モデル
(3)分離モデルと部分分離効率
4.分級機の原理及び設計・使い方
(1)各種分級装置の構造と使用例
(2)遠心力分級機―サイクロンの原理と構造
(3)サイクロンの性能推算、性能向上と処理量増大
5.付着力などの粉体物性と分級操作のコツ・トラブル対策
(1)粒子間相互作用と付着力
(2)環境条件が分級性能に与える影響(静電気, 湿度)
6.分級操作の応用事例
(1)湿式分級機、インパクタ、DMAなど各種装置の実例
(2)閉回路粉砕分級システムの概要
(3)分級プロセスによる成分制御などの応用実例
<質疑応答>