株式会社R&D支援センター

PPWR対応を図る国内外の包装技術開発の最近事例と包装トレンド

2024/07/19

開催日 2024年10月16日(水)
開催地 Web

【開催日時】
2024年10月16日(水) 12:30~16:30

【講師】
住本技術士事務所 所長 技術士(経営工学)  住本充弘 氏
《ご専門》
 パッケージの開発、パッケージ加工技術を利用した産業部材の開発、
《ご略歴》
 1967年3月 東北大学 理学部 化学科卒業
 1967年4月 大日本印刷(株)入社 各種パッケージ開発及びシステム開発、バリアフリー、
       ユニバーサルデザイン(user-friendly, accessible design package)、
       RFID ,環境対応パッケージ等
 2004年1月 大日本印刷(株)定年退社
 2004年1月から現在 国内外でパッケージングのコンサルタント活動。
《ご活動》
 ・包装学会
 ・(公社)日本技術士会 会員 技術士包装物流会理事
 ・日本包装コンサルタント協会 理事
 ・日本包装管理士会
 ・海外との情報交換

【価格】
 非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)   会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

【趣旨】

 EUの包装及び包装廃棄物規則、PPWRも決まり、包装の大きな流れである循環型パッケージ、循環型ポリマー利用の方向性も定まった。日本も対応が急務である。循環型ポリマーの利用事例やdrupa 2024の印刷展における動き、世界の優れたパッケージの事例紹介を通じて、PPWRの実施を受けて世界の包装はどのように変化するかを予測し、今後の日本の包装関係者が進む方向を予想する。

【プログラム】

 はじめに
 1.drupa 2024に見る印刷の動き
 2.Recyclableとは

  2.1 第三者認証のrecyclable
  2.2 海外のプラスチック団体の基準
  2.3 欧州7か国のオレフィン系モノマテリアル回収stream
  2.4 モノマテリアルとグリーンウォッシュ
  2.5 ECのDfR(Design for Recyclability)とは
 3.プラスチックの再生再利用の課題
   -最新のリサクル技術の説明
  3.1 ケミカルリサイクル
  3.2 熱分解タイプ
  3.3 ガス化タイプ
  3.4 超臨界タイプ
  3.5 酵素利用他の技術
  3.6 マスバランス方式の利用
 4.使用済み包材の回収及び選別の課題
  -プラスチック及び紙素材のラミネート品への対応をどのようにするか
  4.1 国内外の回収・選別システムの事例
  4.2 回収及び選別技術の実証実験
  4.3 アップサイクリングに向けての脱インク及び剥離技術
 5.再生材料利用の事例
  5.1 海外事例--廃プラ回収~recycled plastics製造~ブランドまでのビジネスモデル
  5.2 国内事例
 6.紙利用の包装
  -ナノセルロース利用の実用化~各種紙製液体容器の最前線
 7.求められる包装の機能の変化
  7.1 Smart Package/Connected Package
  7.2 センサー機能と鮮度保持
  7.3 包装製品の市場追跡性及び偽造防止
 8.これからのバリア化技術
  8.1 OPPや延伸HDPEフィルムへの蒸着技術による水蒸気及び酸素バリア性の向上事例
  8.2 多層コーティングやOPによるバリア化
 9.新しいフィルム及び先端技術の利用
  9.1 新しい素材、バリア性の向上
  9.2 AI、IoT、ロボット、リモートコントロールなどの事例紹介
 10.世界の最新のパッケージ紹介
    WPO受賞事例他を紹介
 11.包装材料の供給体制
    デジタル印刷及び新しいラメネート加工技術の説明と海外の小ロット印刷の展開事例
 12.今後の方向性
    今後の包装に必要な課題について考察する。
 おわりに

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