TIE-4500Pは、固形製剤の素錠、OD錠(口腔内崩壊錠)、FC錠(フィルムコーティング錠)、糖衣錠といった医薬品錠剤に、高画質・多色両面印刷が行える非接触型のインクジェット錠剤印刷装置の新たなラインアップとして、小・中ロット生産に適した処理能力25万錠/時*1と低価格化を実現したインクジェット錠剤印刷装置です。 (*1:2019年11月現在、φ5mmの錠剤の場合)
最大25万錠/時の高速処理
高い整列精度を実現する供給・整列部を採用しました。 搬送部には、錠剤にやさしく安定搬送が行える新開発のベルト搬送機構を採用したことで、最大25万錠/時の高速処理を実現しています。
小中規模生産に対応
生産ロット数が小規模な品目への対応、小・中規模生産に適したインクジェット錠剤印刷装置です。
印刷の品質をサポートする2列搬送の搬送部
歯付タイミングベルトと高精度エンコーダの採用により安定搬送を誇る搬送部では、印刷の前工程で姿勢を確認、印刷後は検査カメラにより錠剤の印刷状態を検査し、高品質な印刷をサポートします。
高精度な印刷検査 装置内に錠剤の表裏面および側面(オプション)の外観、印刷した文字の位置ズレや印刷品質の良否を判定する検査機能も備えています。
素錠、糖衣錠、FC錠、OD錠に対応
印刷方式は、ピエゾ方式インクジェット印刷を採用。片面・両面印刷に対応したほか印刷面には、4色印刷を可能にしています。錠剤は、素錠、糖衣錠、FC錠、OD錠に対応。インクは、可食性の発色の要望に迅速に対応できる染料・擦過性に優れた顔料を用意し、錠剤に応じて選択可能です。
高品質なインクジェット印刷を実現
印刷は、非接触型のインクジェットによる600dpiの高画質に加え、同時に最大4色の印刷に対応するとともに、高度なベルト搬送機構により両面印刷も可能です。インクは、可食性の顔料・染料どちらにも対応し、錠剤に応じてインクを選択することができます。
さまざまな印刷デザインに対応
付属のアプリケーションで、デザインできる他、デザイン済みのビットマップデータを取り込みことも可能です。デザインデータは、外部PCからネットワークやUSBメモリで印刷装置にインポートすることができます。作成したデザインは、最大1000件まで登録できるため、品種切替の作業も容易です。
優れた拡張性
TIE-9000 seriesをはじめとする錠剤検査装置と連結し、1システムとして拡張可能。検査・印刷工程を1システムで行えるため、前後装置も1システム分で対応できるため、省スペース化に貢献します。
優れたメンテナンス性
品種切替時に必要な部品の交換点数を最小限に抑えました。また、搬送部は手前に引き出せるフロントメンテナンス機構を採用し、部品の取り外しや清掃時なの負担を軽減しています。
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