広操作範囲棚段塔 リフトトレイ 保存 蒸留塔などで使用されているシンプルな構造のトレイです。安定操作範囲が広く、スラリーにも対応します。 2024/03/06 画像をクリックして拡大イメージを表示 固定多孔板の上のある可動多孔板が蒸気流量に応じて浮遊することで、開口比が変化します。このリフト機構により開口比が自動調節されることにより、安定操作範囲が広くなります。 従来のトレイと比べると、圧力損失が小さく、空塔速度の広域にわたりほぼ一定値を示します。 2枚の多孔板により気泡が再分割され、気泡数が多くなり、すなわち気液接触表面が増加します。 リフトトレイはダウンカマーを必要とせずに、簡単な構造であるために点検・補修も容易です。 リフト機構により可動版が動いているので、スラリー等により目詰りを起こすことが少ないです。