開催日 | 2025年7月11日(金) |
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開催地 | 東京都 |
第9回バイオ医薬EXPOにて、製品・技術セミナーを行います。
ぜひご来場ください!
『GLP-1受容体作動薬の高効率クロマトグラフィー精製』
日時:7月11日(金)15:00-15:30
会場:出展社セミナー会場7(東7ホール)
=要旨=
本セミナーでは、不純物の存在により精製の難易度が高いGLP-1受容体作動薬について、純度99%を達成した逆相モードでの2段階精製法の開発例をご紹介します。また、ツインカラム連続クロマトグラフィー技術を適用することで、収率を飛躍的に向上させ、さらなる効率化を実現した精製プロセス開発例もご紹介します。
GLP-1受容体作動薬は、2型糖尿病治療に適応される薬剤であり、その需要は供給を上回っています。このため、効率的な製造プロセスの確立が求められています。GLP-1受容体作動薬ペプチドは約40個のアミノ酸からなり、長鎖脂肪酸が結合した構造を有していますが、粗体に含まれるターゲットと類似構造の不純物の存在や酸性条件での溶解性の低さがクロマトグラフィー精製における課題となっています。 これらの課題解決に向け、アルカリ条件で使用可能な有機シリカハイブリット充填剤YMC-Triart Prepを用いて、逆相モードで2段階精製法を開発し、純度99%を実現しました。さらに、ワイエムシィ独自のツインカラム連続クロマトグラフィー技術の一つであるMCSGP(Multi-column Counter-current Solvent Gradient Purification)-AutoPeak を適用することで、シングルカラムでの精製と比較して収率が大幅に向上しました。
ぜひセミナーにご参加いただき、製造コストを削減する精製の効率化手法をご確認ください。
ブース展示も実施します。
ブースでは、連続クロマトグラフィーシステムやアプリケーションなど、最新の情報をご提供します。
ぜひご来場ください。
バイオ医薬EXPO会場:東京ビッグサイト(ワイエムシィブース E11-52(東7ホール))