エボニック ジャパン株式会社/ヘルスケア部

mRNAワクチン・遺伝子治療向け植物由来コレステロールPhytoChol®の供給をグローバルに拡大

登録日:2022/03/23

エボニック インダストリーズ(本社:ドイツ、エッセン)は、mRNAワクチンの製造や遺伝子治療に最も重要な要素の1つである植物性コレステロールの供給を拡大しました。
ドイツ・ハナウで「PhytoChol®」を大規模生産することで、市場におけるコレステロール需要の高まりに対応します。

・ドイツの拠点でPhytoChol®の生産能力を増強
・mRNAワクチン遺伝子治療など、非経口用途に使用される重要な脂質の需要増に対応
・製薬・バイオテクノロジー業界におけるシステムソリューションプロバイダーとしてのエボニックの地位を強化
この脂質は、新型コロナウイルスワクチンに使用される脂質ナノ粒子(LNP)の重要な添加剤の1つです。
研究の急速な発展により、脂質ベースのドラッグデリバリーシステムは、感染症用ワクチンやがん免疫療法など、より幅広い治療法との関連性が高まっています。

PhytoChol®非動物性のため、動物由来のコレステロールによって危惧される免疫反応や品質のばらつきといったリスクを最小限に抑えることができます。さらに、mRNAのような高分子の脂質ベースのドラッグデリバリーに欠かせない添加剤です。
PhytoChol®には、注射剤バイオ医薬品の細胞培養用途の特定のニーズに合わせた2種類のグレードがあります。

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