開催日 | 2025年10月17日(金) |
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開催地 | Web |
★基剤の変更と皮膚透過性の関係とは?
★皮膚透過性を高める物理化学的促進法や化学的促進法とは?また、イオン液体を用いた透過促進法についても紹介。
■セミナーテーマ
経皮吸収製剤の処方設計技術と浸透促進法
■講師
城西国際大学 薬学部 製剤物性解析学研究室 准教授 博士(薬学)押坂 勇志 氏
●日時:2025年10月17日(金) 13:00-15:30 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
■講演ポイント
化学物質の皮膚透過性は、皮膚最外層にある角層がバリアとなっているため、極めて低い。一方で、医薬品であれば、嚥下困難な患者にも簡便に投与が可能であり、化粧品であれば、化学物質を皮膚に適用することがほとんどである。したがって、化学物質の皮膚透過性を評価することや皮膚透過性を高めるための工夫が重要となる。
本講演は、皮膚透過の基礎的な理論だけでなく、基剤の変更と皮膚透過性の関係を紹介し、皮膚透過性を高める手法として用いられる物理化学的促進法や化学的促進法について紹介する。また、イオン液体を用いた透過促進法についても紹介する。
■講演プログラム
1.皮膚透過量と透過パラメータ
1.1 皮膚透過パラメータの種類
1.2 皮膚透過量から求める皮膚透過パラメータの算出方法
2.皮膚透過性について
2.1 薬物の物性と皮膚透過性について
2.2 活量と皮膚透過性について
3.物理化学的促進法
3.1 エレクトロポレーションについて
3.2 イオントフォレシスについて
4.化学的促進法
4.1 イオン液体を用いた各種皮膚透過促進法について
(質疑応答)