株式会社情報機構

食品包装用樹脂のPLポジティブリスト改正と企業の対応・留意点

2025/01/08

開催日 2025年4月24日(木)
開催地 Web

★改正内容の主要ポイントと企業は何をどのように対応したらいいのか?

■セミナーテーマ
食品包装用樹脂のPLポジティブリスト改正と企業の対応・留意点
<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

■講師
日本包装士会 元会長 西秀樹 氏

■本テーマに関する業界団体での活動歴など
・日本包装專士会 元会長
・日本包装技術協会 包装管理士講座 講師
・ポリオレフィン等衛生協議会 加工部会 元主査(元樹脂部会:三菱ケミカル)
・(旧)厚生省 医療用原材料マスターファイル検討委員会 委員

●日時 2025年4月24日(木) 13:00-16:30
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

■セミナーポイント
 日本の食品包装用樹脂のPLは、2025年6月から完全施行となり、同時に改正PLも施行される。改正PLは、添加剤の類似や重複物質の統廃合、基ポリマーの統合等を織り込み、PLは4つから2つになり、収載物質は約4,600物質から約4割減となった。しかし、モノマーのコード化とモノマーの組み合わせによるポリマー呼称、又無機物質等をPLから除外する等の日本だけのローカルルールがある。又、企業はPL対象物質や積層体の解釈、及び特に海外メーカーからのPL適合証明取得に苦慮する例が見られる。消費者庁は、新たにQ&A集を公表して解説している。
 本講では、改正PLに対する企業の対応方法、社内規則整備、及び留意点に関し事例を挙げて紹介する。

■受講後、習得できること
・国際的なPLの進捗状況
・PLとNL
・PL規制対象物質と規制方法
・PL適合伝達の具体例
・PL新規物質評価方法

■セミナープログラム
1.初めに-包装を取り巻く環境-
2.食品包装における材料別使用割合
3.食品包装の安全性とは
4.海外諸国におけるPL制度の導入状況:欧米中等のPL
5.日本の法規制類の現状とPL・NL
  ・食品衛生法と業界自主基準(接着剤、印刷インキ、紙等)の現状と課題
  ・厚労省の8つの課題の進捗状況
6.日本のPL制度化と改正PL
  ・PL制度化の背景、海外におけるPL導入状況
  ・PL規制対象、現行の4つのPLと2つの改正PL
  ・PL対象物質の考え方、ポリマーの21グループ化と5区分、無機物質と天然高分子物質
  ・モノマーのコード化とポリマー呼称、ポリマーの通称名との照合方法
  ・添加剤のPLと使用制限の調査方法
  ・積層体のPL適合証明の例(理論的拡散モデル)
  ・PL適合伝達方法と適合証明書の具体例、海外メーカーからの適合証明書取得方法
  ・PL収載新規物質のリスク評価方法と申請手順(食品安全委員会)
  ・消費者庁のQ&A集、セミナーにおける&QA(PL対象、積層体の解釈、異種材料複合体等)
7.各国のPL調査方法(インターネット、文献等)
8.まとめ:企業の対応と留意点
9.参考文献・情報入手先

(質疑応答)

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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