開催日 | 2024年10月22日(火) |
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開催地 | 東京都 |
★医薬品開発・非臨床段階に携わる開発初任者の方オススメ!
★Excelを使用できるPCをご持参ください。演習を通して、解析・PKPDモデリングを身に付けることができます!
★実際に講師が対応してきたModeling & Simulation(M&S)の具体例を考察。さらに今後の展望まで!
<PC実習あり>PK/PD解析入門・ハンズオントレーニングセミナー
~PK/PD解析の定義から押さえる、Modeling & Simulation解析実践~
<講師>
株式会社ネモト・サイエンス 取締役社長 田川吉彦 氏
<日時>
2024年10月22日(火) 10:30-16:30
<会場>
[東京・大井町]きゅりあん4階第1特別講習室
<受講料>
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。
<セミナーポイント>
■受講者の方へ:演習用PCご持参のお願い
・本セミナーでは、PC演習(Excel使用)を行います。
・Excelのマクロ(Visual Basic for Applications, VBA)を有効化するよう設定ください。
・マクロとPKモデル(微分方程式)は既に入力済のファイルを受講者様へご提供、そちらを用いて演習を行う予定です。
・インターネット環境は不要です。
■講座のポイント
このセミナーでは創薬活動において非臨床開発段階で導入されつつある薬物動態(PK)/薬力学(PD)解析の概念と解析法について、非臨床/臨床開発ステージで実施したModeling & Simulation(M&S)の具体例を考察するとともに、実際に演者が対応したM&Sについて実践形式で解析していただきます。さらに、母集団解析(Population modeling)の基礎概念と有用性についても簡単に紹介したいと思います。
■受講後、習得できること
・PK/PD解析の概念と必要性
・in vivo PK/PD解析の方法と評価法
・生理学的(Physiologically-Based, PB)-PK modelingの方法
・母集団解析(Population modeling)の概念と基礎
■講演中のキーワード
PK/PD解析、Modeling & Simulation、母集団解析(NONMEM法)、Translational Research
<プログラム>
1. PK/PD解析の概念と必要性
1-1. PK/PD解析の定義
1-2. PK/PD解析はなぜ必要か?
1-3. PK/PD解析の問題点 - 反時計回りの履歴現象 –
1-4. PDモデルの種類と選択
1-5. PK解析とPD解析の違い – ベースラインの考慮 -
2. PK/PD解析およびシミュレーションを用いた非臨床/臨床開発事例
① PPARγ作動薬のバックアップ選択
② LR-RHアゴニスト(TAP-144)とメタスチン作動薬(TAK-448)の効力差について
③ 抗がん剤候補品のTranslational Research に関する事例
3. PK/PD解析の方法と実際 - 酵素阻害剤AのPK/PD解析 -
3-1. PK/PD解析の練習
・ ソルバーを用いたPK/PD解析
3-2. MS-Excelのマクロ機能を用いたPK解析
・ PK(/PD解析)における微分系と積分系
・コンパートメントモデル解析
・PKモデル解析の結果解釈
3-3. MS-Excelのマクロ機能を用いたPK/PD解析
・Sequential fittingとSimultaneous fitting
・PDモデル解析の結果解釈
・Effect CompartmentモデルとIndirect Responseモデルによる解析
3-4. 最適投与設計の提案(Simulation)
(PK/PD解析用の生データとモデリングおよびシミュレーション用マクロはセミナー時にご提供)
4. PB-PK modelingを用いた高脂溶性化合物の特殊動態解明について
- ハンズオントレーニングあり -
5. 母集団解析(Population modeling)の概念と解析法
・母集団解析(Population modeling)とは?
・Population modelingとNONMEM法について
・NONMEMを用いた解析結果の読み方
・NONMEMを用いたModeling & Simulation
6. Modeling & Simulationの今後について