開催日 | 2024年10月24日(木) |
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開催地 | Web |
★欧州CLP規則について最新動向を踏まえ、わかりやすく解説します。
★REACH規則、PFAS規制の動向などEUの化学品規制も含めて理解できます。
★10/17(木)セミナー「米国HCS・TSCA」も是非ご参加下さい。
■セミナーテーマ
欧州CLP規則の徹底理解とSDS・ラベル作成実務
<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴有>
■講師
SDS研究会 代表 立教大学大学院兼任講師 吉川治彦 氏
■主経歴
三菱化学(株)、(株)日立製作所において、蛍光体、半導体素子、HDD、LCD等の研究開発に従事。
2001年3月より、(一財)化学物質評価研究機構にて高分子の劣化原因究明、化学物質の危険性・有害性評価、暴露・リスク評価に関する研究を行い、GHS関係省庁連絡会議事業におけるGHS危険有害性分類業務、企業のSDS作成業務、化学物質管理コンサルティング等の業務に従事。
2015年7月 (一財)化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 主管研究員
2018年3月 (一財)化学物質評価研究機構を退社
2018年4月 SDS研究会を設立
大学院及び大学講師、企業の技術顧問、化学物質管理コンサルタントとして、GHS分類、SDS作成、化学品規制、国連危険物輸送勧告等において、きめ細かい教育、提案を展開。日本心理学会認定心理士(リスク心理学等)。労働安全衛生法の化学物質管理者専門的講習の講師。
■主要著書
「EU新化学品規則 REACHがわかる本」(共著)工業調査会(2007.8)
「化学物質のリスク評価がわかる本」(共著)丸善出版(2012.11)
「化学品の安全管理と情報伝達 SDSとGHSがわかる本」(共著)丸善出版(2014.4)
「Q&Aで解決 化学品のGHS対応SDSをつくる本」丸善出版(2019.9)
「国内外各国におけるSDS/ラベル作成の実務(2021年版)」(共著)情報機構(2021.12)
「Q&Aで解決 化学品のGHS対応SDSをつくる本 第2版」丸善出版(2024.1)
■専門・得意分野
GHS分類、SDS作成を含む化学物質の危険性・有害性の評価、暴露・リスクの評価及びその社会技術への応用展開。
●日時 2024年10月24日(木) 10:30-16:30
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料
『CLP規則(10月24日)』のみのお申込みの場合
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
『米国HCS改正・TSCA(10月17日)』と合わせてお申込みの場合
(同じ会社の違う方でも可。※二日目の参加者を備考欄に記載下さい。)
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名67,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき56,100円⇒割引は全ての受講者が両日参加の場合に限ります
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名75,900円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき64,900円⇒割引は全ての受講者が両日参加の場合に限ります
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。
■講演ポイント
欧州では2015年6月1日にCLP規則が完全施行され、混合物についてもCLP規則に対応したSDS(安全データシート)・ラベル対応が必須となった。SDSは2020年6月にGHS改訂6、7版準拠のCOMMISSION REGULATION (EU) 2020/878が公表され、2021年1月以降はこれに従い作成する。さらに、2023年4月20日にCLPの修正規則(EU 2023/707) が発効した。
本セミナーでは、欧州向けのSDS・ラベル作成担当者、あるいはこれから作成・管理に従事する方を対象に、最新動向も含めCLP規則について分かり易く解説し、CLPの分類方法、SDS・ラベル作成実務について講演する。
また、米国HCS及び日本のGHSとの相違点も含めた理解を目指し、さらに2025年5月から段階的に施行されるCLPの修正規則(EU) 2023/707による新しい危険有害性、CLP規則の改訂(ATP)、混合物のPoison Centerへの届出、PFASの規制、EU離脱後の英国等についても触れる。
■受講後、習得できること
・CLP規則COMMISSION REGULATION (EU) 2020/878の理解
・CLP規則に準拠したSDS・ラベルの作成ポイントと留意点の理解
・欧州CLP規則の要求事項と米国HCS、日本のGHSとの対比・相違点の理解
・最近の動向(CLPの修正規則による新しい危険有害性、CLP規則の改訂、混合物の届出、PFASの規制、EU離脱後の英国等)の概要と対応
■講演プログラム
1.CLP規則の背景
1.1 国連GHSについて
1.2 欧州へのGHS導入の経緯
1.3 REACH規則の概要とCLP規則との関係
2.CLP規則の概要
2.1 CLP規則における分類、表示、包装の概要
2.2 CLP規則における分類のポイント(調和分類と自主分類)
2.3 C&Lインベントリーと分類・表示の届出
2.4 COMMISSION REGULATION (EU) 2020/878の変更点とSDS作成方法
3.CLP規則に対応したSDS作成実務
3.1 SDSの2020/878での記載要件
3.2 2020/878対応SDS作成例
4.CLP規則に対応したラベル作成実務
4.1 ラベル要素、サイズ等の規定
4.2 ラベル作成例
5.欧州CLP規則、米国HCS、日本のGHSとの比較、最近の動向
5.1 欧州、米国、日本の分類基準の比較
5.2 CLPの修正規則(EU) 2023/707による新しい危険有害性、CLP規則の改訂(ATP)
5.3 混合物のPoison Centerへの届出
5.4 PFASの規制、EU離脱後の英国等の動向
(質疑応答)