開催日 | 2024年3月25日(月) |
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開催地 | Web |
■セミナーテーマ
Rで学ぶマルチレベルモデル入門
<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>
★書籍 Rで学ぶマルチレベルモデル[入門編][実践編] 著者の
尾崎幸謙先生が、マルチレベルモデルを、やさしく、わかりかすく解説します。
■講師
筑波大学 ビジネスサイエンス系 准教授 博士(文学) 尾崎幸謙 先生
●日時 2024年3月25日(月) 10:30-16:30
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。
■セミナーポイント
拙著『Rで学ぶマルチレベルモデル入門編』と『Rで学ぶマルチレベルモデル実践編』の内容に沿って,マルチレベルモデルを学ぶための前提知識,基本的なモデルからやや発展的なモデルまでを説明します。拙著はやや数式の多いページもありますが,文系学部での統計学の講義経験を活かし,①数式は最小限にとどめる,②講義では概念やモデルのエッセンスを伝えることに注力する,を考えた講義を行います。また,概念やモデルの話ばかりではなく,多くの事例を扱うことで,理解の促進を考えています。事例は,心理・教育・社会学分野の題材が中心になります。
事前知識として,回帰分析や検定について理解していることを前提とします。Rの演習は行いませんが,Rのスクリプトは示しますので,Rについての基本的な理解があるとベターです。
■受講後、習得できること
・マルチレベルモデルを適用する場面と理由が分かるようになる。
・各種マルチレベルモデルについて,そのエッセンスが理解できるようになる。
・Rによって基本的なマルチレベルモデルが実行できるようになる。また,実行結果から解釈ができるようになる。
・やや発展的なモデルについても,その意味が理解できるようになる。
■セミナープログラム
1.マルチレベルモデルを学ぶための前提知識
1.1 マルチレベルモデルで分析すると何が分かるか。
1.2 シンプソンのパラドックス
1.3 マルチレベルモデルに特有のデータ形式
1.4 2段抽出データの性質
1.5 マルチレベルモデルの重要概念(説明変数の中心化,集団平均の信頼性,観測値の独立性,級内相関係数とデザイン効果)
(質疑)
2.ランダム切片モデル入門
2.1 ランダム切片モデルで分析すると何が分かるか。
2.2 4つのランダム切片モデル
2.3 分散説明率と情報量規準によるモデル比較
2.4 Rによるランダム切片モデルの分析
2.5 ランダム切片モデルの分析事例(日本におけるコミュニティ問題の検討)
(質疑)
3.ランダム傾きモデル入門
3.1 ランダム傾きモデルで分析すると何が分かるか。
3.2 2つのランダム切片モデル
3.3 分散説明率と情報量規準によるモデル比較
3.4 Rによるランダム傾きモデルの分析
3.5 ランダム傾きモデルの分析事例(学級規模の大小と学力の推移,アーギュメント構造が説得力評価に与える影響)
(質疑)
4.様々なモデル
4.1 カテゴリカル変数が目的変数の場合のモデルと分析事例(調査回答行動の分析)
4.2 構造方程式モデルの枠組みによる分析と分析事例(恋愛関係における期待と幸福感の関係)
4.3 縦断データを扱ったモデリングと分析事例(従業員の愛着の変化)
(質疑)