株式会社情報機構

Rで学ぶマルチレベルモデル入門

2023/12/12

開催日 2024年3月25日(月)
開催地 Web

■セミナーテーマ
Rで学ぶマルチレベルモデル入門
<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

★書籍 Rで学ぶマルチレベルモデル[入門編][実践編] 著者の
 尾崎幸謙先生が、マルチレベルモデルを、やさしく、わかりかすく解説します。

■講師
筑波大学 ビジネスサイエンス系 准教授 博士(文学) 尾崎幸謙 先生

●日時 2024年3月25日(月) 10:30-16:30
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

■セミナーポイント
 拙著『Rで学ぶマルチレベルモデル入門編』と『Rで学ぶマルチレベルモデル実践編』の内容に沿って,マルチレベルモデルを学ぶための前提知識,基本的なモデルからやや発展的なモデルまでを説明します。拙著はやや数式の多いページもありますが,文系学部での統計学の講義経験を活かし,①数式は最小限にとどめる,②講義では概念やモデルのエッセンスを伝えることに注力する,を考えた講義を行います。また,概念やモデルの話ばかりではなく,多くの事例を扱うことで,理解の促進を考えています。事例は,心理・教育・社会学分野の題材が中心になります。
 事前知識として,回帰分析や検定について理解していることを前提とします。Rの演習は行いませんが,Rのスクリプトは示しますので,Rについての基本的な理解があるとベターです。

■受講後、習得できること
・マルチレベルモデルを適用する場面と理由が分かるようになる。
・各種マルチレベルモデルについて,そのエッセンスが理解できるようになる。
・Rによって基本的なマルチレベルモデルが実行できるようになる。また,実行結果から解釈ができるようになる。
・やや発展的なモデルについても,その意味が理解できるようになる。

■セミナープログラム
1.マルチレベルモデルを学ぶための前提知識
 1.1 マルチレベルモデルで分析すると何が分かるか。
 1.2 シンプソンのパラドックス
 1.3 マルチレベルモデルに特有のデータ形式
 1.4 2段抽出データの性質
 1.5 マルチレベルモデルの重要概念(説明変数の中心化,集団平均の信頼性,観測値の独立性,級内相関係数とデザイン効果)
(質疑)

2.ランダム切片モデル入門
 2.1 ランダム切片モデルで分析すると何が分かるか。
 2.2 4つのランダム切片モデル
 2.3 分散説明率と情報量規準によるモデル比較
 2.4 Rによるランダム切片モデルの分析
 2.5 ランダム切片モデルの分析事例(日本におけるコミュニティ問題の検討)
(質疑)

3.ランダム傾きモデル入門
 3.1 ランダム傾きモデルで分析すると何が分かるか。
 3.2 2つのランダム切片モデル
 3.3 分散説明率と情報量規準によるモデル比較
 3.4 Rによるランダム傾きモデルの分析
 3.5 ランダム傾きモデルの分析事例(学級規模の大小と学力の推移,アーギュメント構造が説得力評価に与える影響)
(質疑)

4.様々なモデル
 4.1 カテゴリカル変数が目的変数の場合のモデルと分析事例(調査回答行動の分析)
 4.2 構造方程式モデルの枠組みによる分析と分析事例(恋愛関係における期待と幸福感の関係)
 4.3 縦断データを扱ったモデリングと分析事例(従業員の愛着の変化)
(質疑)

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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