| 開催日 | 2026年9月15日(火) |
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| 開催地 | Web |
【開催日時】
2026年09月15日(火) 13:00~15:30
【講師】
インダストリアルドライブ(合) (Industrial Drive LLC) CEO 増井 慶太 氏
現職:
インダストリアルドライブ合同会社 CEO
ASAGI Labs Ventures合同会社 マネージングパートナー/共同代表
BAIOX株式会社 取締役/Co-CEO
ご略歴:
東京大学教養学部卒業。Monitor Group、Bayer Healthcare、Arthur D. Littleを経て、Monitor Deloitte(デロイト トーマツ コンサルティング)にてライフサイエンス・ヘルスケア領域のPartner/執行役員を務める。約20年にわたり、製薬・医療機器・ヘルスケアICT・化学・食品など幅広い業種を対象に、グローバル成長戦略、新規事業開発、M&A・アライアンス、市場アクセス戦略、デジタルトランスフォーメーション(DX)等のコンサルティングに従事。2025年に独立し、現在はヘルスケア/ライフサイエンス領域で複数社の経営に携わる。
ご専門領域:
ヘルスケア・ライフサイエンス産業の経営戦略全般、グローバル市場アクセス戦略、
新規事業開発・カンパニークリエーション、M&A・ ライセンシング・アライアンス、
デジタルヘルス・DX
主な発信活動:
AnswersNews連載「2040年 ニッポン製薬新産業論」(2025年)、「ロンジェビティと
創薬の話―老化は薬のタネになるか」(2026)をはじめ、業界紙、日経、
日経ビジネス、DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー等への寄稿・連載多数。
【価格】
非会員: 44,000円 (本体価格:40,000円) 会員: 37,400円 (本体価格:34,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で44,000円(税込)から
・1名で申込の場合、37,400円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計44,000円(2人目無料)です。
・3名以上同時申込は1名につき22,000円(税込)です。
【受講対象・レベル】
製薬企業・医療機器企業のマーケティング、経営企画、薬価・マーケットアクセス、研究開発の各部門で、米国市場に関わる実務担当者からマネジメント層まで。
米国の医療制度・薬価制度に関する予備知識は前提といたしません。制度の基礎から最新の政策動向、実務対応までを体系的に解説するため、これから米国市場へ本格的に取り組む方にも、すでに展開しており足元の政策変動への対応を検討されている方にも、幅広くご参加いただけます。
【習得できる知識】
・米国医療保険制度(民間保険・メディケア・メディケイド)と
医薬品流通構造(製薬企業・卸・PBM・ペイヤー・薬局)の全体像
・米国薬価の価格形成メカニズム(リスト価格/ネット価格、リベート構造)
とPBM(Pharmacy Benefit Manager)の役割・機能
・IRA(インフレ抑制法)の薬価交渉制度と
MFN(最恵国待遇)薬価政策をめぐる最新の議論と方向性
・第二次トランプ政権下の政策不確実性が、
サプライチェーン・製造・パイプライン・収益構造に与える影響
・不確実性下で日本企業が取るべき市場アクセス戦略と
実務対応の考え方、シナリオプランニングの活用法
【趣旨】
米国の医療政策・薬価制度は、IRA(インフレ抑制法)による薬価交渉やMFN(最恵国待遇)をめぐる議論、PBM改革など、かつてないスピードで変化しています。
とりわけ第二次トランプ政権の発足以降、政策の方向性は不確実性を増しており、米国市場に関わる日本企業にとって、足元の動向を正確に把握し、今後のシナリオを描いたうえで実務対応を準備することが急務となっています。
本講演では、米国の医療制度・薬価制度の全体像と市場構造を基礎から整理したうえで、IRA・MFNを中心とする最新の政策動向と、トランプ政権下で想定されるシナリオを解説します。そのうえで、政策変動が製薬・医療機器企業の事業戦略に与える影響を多面的に分析し、日本企業が取るべき市場アクセス戦略と実務対応の指針を提示します。制度の「正しい理解」から日本企業の「実務対応」への落とし込みを到達目標とし、受講者が明日から着手できる実践的な視点をお持ち帰りいただける構成といたします。
【プログラム】
第1章 イントロダクション ~なぜ今、米国医療政策を読み解くのか
1-1 本講演のねらいと到達目標(制度理解から日本企業の実務対応へ)
1-2 第二次トランプ政権下で高まる政策不確実性 ~全体像
1-3 本講演で受講者にお持ち帰りいただく視点
第2章 米国医療制度の全体像と市場構造
2-1 米国医療保険制度の基本構造(民間保険・メディケア・メディケイド)
2-2 医薬品のバリューチェーンと資金の流れ(製薬企業・卸・PBM・ペイヤー・薬局)
2-3 日本市場との構造的な違い(公的皆保険制度との対比)
第3章 米国薬価制度の基礎と価格形成メカニズム
3-1 リスト価格とネット価格、リベート構造、患者自己負担
3-2 PBM(Pharmacy Benefit Manager)の役割
~フォーミュラリー、リベート交渉、ゲートキーパー機能
3-3 近年の薬価トレンド ~価格透明化とPBM改革をめぐる議論
第4章 薬価をめぐる最新政策動向 ~IRA・MFNとトランプ政権の医薬政策
4-1 IRA(インフレ抑制法)による薬価交渉制度
~対象品目、交渉プロセス、足元の結果
4-2 MFN(最恵国待遇)薬価政策 ~概念、これまでの経緯、現在の議論の方向性
4-3 第二次トランプ政権の医薬政策 ~大統領令、関税・通商政策、規制当局の動き
4-4 政策の不確実性と今後想定されるシナリオ
第5章 政策変動が事業戦略に与える影響
5-1 サプライチェーン・製造戦略への影響(米国内製造、関税・通商リスク)
5-2 パイプライン/ポートフォリオ戦略への含意
(モダリティ別の影響、上市タイミング)
5-3 米国事業の収益構造へのインパクト
第6章 日本企業が取るべき市場アクセス戦略と実務対応【本講演の重点】
6-1 市場アクセス戦略の基本フレーム(エビデンス・価格・ペイヤー対応の3軸)
6-2 日本企業が直面しやすい論点と落とし穴
6-3 実務対応の考え方(社内体制、パートナリング、政策モニタリングの仕組み)
6-4 不確実性下での意思決定 ~シナリオプランニングの活用
6-5 まとめ ~受講者が明日から着手できるアクション

