株式会社R&D支援センター

HPLCの基礎と予想されるトラブルへの対応【LIVE配信】

2025/02/19

開催日 2025年4月24日(木)
開催地 Web

【開催日時】
2025年04月24日(木) 10:30~16:30

【講師】
元・アドバンテック研修センター講師 樫木 博昭(環境計量士(濃度関係)、Ph.D.(遺伝学))


【価格】
 非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円) 会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

【趣旨】
講師は人材派遣会社の分析研修センターにて毎年多くのHPLCをはじめとするクロマトグラフィー初心者の方々にその原理・しくみや操作解析法の講義・実習指導をしてまいりました。
本講演では、医薬品・化粧品をはじめ化学工業・環境・生体試料など様々な分野において分析手法として広く用いられているHPLC、中でも有機化合物の分離・定量に汎用される逆相クロマトグラフィーでの分析・解析にあたり、知っておくべき基礎知識からHPLC装置の構造、好ましくないクロマトグラム発生時の分析法への対処や現場で発生しやすい機器トラブルへの対応についてもお話しします。
現在HPLCを使用中の方、これからHPLCを用いて分析を始めようとしておられる方々に適しています。

【プログラム】
1 .クロマトグラフィー概観
 (1)クロマトグラフィーの始まり
 (2)分離機能による分類
  ・吸着モード(順相クロマトグラフィー)
  ・分配モード(逆相クロマトグラフィー)
  ・イオン交換モード(イオン交換クロマトグラフィー)
  ・サイズ排除クロマトグラフィー(ゲルろ過クロマトグラフィー)
 (3)クロマトグラム
 (4)HPLCへ

2 .クロマトグラフィーにかかわる化学的因子
 (1)化学結合の種類
  ・イオン結合
  ・共有結合
  ・水素結合
  ・疎水性相互作用
 (2)極性について
  ・化合物の極性
  ・疎水性(官能基)
  ・親水性(官能基)
  ・主な有機化合物(アルカン、アルコール、他)

3 .HPLCの原理
 (1)順相と逆相
  ・代表的な固定相の種類と極性
 (2)逆相クロマトグラフィー
  ・保持時間と極性、溶離液組成
  ・グラジエントの利用

4 .HPLCを構成する各装置の役割
 (1)構成
  ・脱気装置
  ・送液ポンプ
   ・インジェクター
  (マニュアルインジェクター・オートインジェクター)
  ・カラム恒温槽
  ・HPLCで用いられる各種検出器

5 .HPLCに必要な分析・解析の知識
  ・クロマトグラムのパラメーターの読み方
    ‥ 理論段数
    ‥ 分離度
     ‥保持時間
     ‥半値幅
  ・定量法
    ‥ 絶対検量線法
    ‥ 内標準法

6 .分析例:試料の前処理と実際の分析例
  ・分析例
  ・定量計算法

7 .予想されるトラブルとその対策
  ・分析試料から見た要因
  ・分析法から見た要因
  ・機器から見た要因


 

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