開催日 | 2025年1月23日(木) |
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開催地 | Web |
■講師
(株)スモールウィン 代表取締役 小山 匡子 氏
【略歴】
東京理科大学工学部工業化学科を卒業後、味の素(株)に入社。
研究所にて、アミノ酸系界面活性剤、油剤などの化粧品原料の研究開発および顧客への技術サポートに従事。
2010年より㈱ナノエッグ、2013年より太陽化学㈱、2021年株式会社スモールウィンを設立し現在化粧品原料技術コンサルティングを行う。
日本化学会コロイドおよび界面化学部会奨励賞(2003年)受賞。
【ご専門】
界面化学、化粧品学
【ご活動】
日本化粧品技術者会東日本支部 常議員
公社)日本化学会コロイド及び界面化学部会 役員
公社)日本油化学会 代議員
■価格
非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)
学生: 49,500円 (本体価格:45,000円)
■受講対象・レベル
化粧品およびその原料などの研究開発者。スキンケア化粧品の企画販売に関わる人。
■習得できる知識
スキンケア化粧品の概要
スキンケア化粧品の処方開発の基礎
内容物の評価方法の概要
皮膚計測の実際
■趣旨
化粧品を開発する際、企画部門の要望と処方設計者の技術と折り合いをつけることが必要な場合がある。開発には、乳化技術のノウハウや機能性素材の情報などを参考にすることはもちろん重要である。さらに商品を手にする消費者ニーズを推察しながら処方開発することを前提として、皮膚科学、心地よさ、商品剤型、などを総合的にとらえた処方設計のポイントを概説する。各々のアイテムに合わせた評価ポイントも紹介する。
■プログラム
1. 化粧品とは 開発者が知っておきたい基礎
2. スキンケア化粧品開発者が知っておきたい皮膚科学の基礎
3. 処方設計のポイント
3-1.クレンジング化粧料の処方設計
3-1-1.クレンジングアイテムの実際
3-1-2.各アイテムの処方開発のポイント
3-2.洗顔料の処方設計
3-3.化粧水、美容液、乳化物の処方設計
3-3-1.透明系の剤型の処方開発のポイント
3-3-2.乳化系の剤型の処方開発のポイント
(各種乳化方法の説明、感触の検討、安定性の確保、スケールアップ時のトラブル回避など、経験から得た各ポイントを解説)
4. 商品評価のポイント
4-1.クレンジング化粧料を調べる
4-1-1.メイク汚れの落ちの評価
4-1-2.心地よさの評価
(感触の評価はどこに着目されているのか。消費者ニーズに応えられるか)
4-2.洗顔料を調べる
4-2-1.泡の評価
4-3.スキンケア化粧料を調べる
4-3-1.保湿の評価
4-3-2.心地よさの評価
4-4.乳化物の安定性の評価
5. 今後の化粧品開発の留意点
5-1.消費者動向と開発における留意点
5-2.グローバルな視点からの留意点