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微生物試験の妥当性確保のための統計的手法及び評価

2024/10/08

開催日 2025年1月31日(金)
開催地 Web

【開催日時】
2025年01月31日(金) 12:30~16:30

【講師】
(公社)日本食品衛生協会 技術参与 森 曜子 氏

【略歴】
1975年3月 神戸大学 農学部 畜産学科 卒業
1975年4月 財団法人 日本冷凍食品検査協会 入職
2010年3月 財団法人 日本冷凍食品検査協会 退職
2010年4月 公益財団法人 日本適合性認定協会(J A B) 入職
 食品試験・放射能試験 プログラムマネジャー
2016年3月 公益財団法人 日本適合性認定協会(J A B) 退職
2016年4月〜 公益社団法人 日本食品衛生協会 技術参与(非常勤)
2016年4月〜 一般社団法人 AOAC日本 理事
【学会活動等】
・AOAC INTERNATIONAL JAPAN SECTION 顧問
・国衛研主催 食品からの微生物標準試験法検討委員会 委員

【価格】
 非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円) 会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

【趣旨】

 国際的には、「適格な運営を行い、妥当な結果を出す能力があることを実証できる」ことがラボラトリの能力であるとされています。
 本セミナーでは、微生物試験における「試験方法の妥当性確認及び検証(Validation & Verification of methods)」、「測定結果の計量トレーサビリティ(Metrological traceability of measurement results)」及び「測定不確かさの評価(Evaluation of measurement uncertainty)」を解説すると共に、これらを理解し、実証するために必要な微生物試験における統計処理について具体的事例に基づいて解説します。
 さらに、本セミナーでは演者のISO/IEC 17025の認定審査の経験に基づき、試験結果の利用者の信頼を得るために何が必要か、多くの試験所で何が不足しているかを解説します。

【プログラム】

 1 試験の信頼性とは
  1.1 試験結果の信頼性確保の国際標準化/国際標準化の背景にあるWTO協定
  1.2 ラボラトリの能力(competence)
   1.2.1 コーデック委員会等の国際機関が求めるラボラトリの能力
   1.2.2 ISO/IEC 17025:2017とは

 2 微生物試験結果の妥当性を実証するための統計の基礎
  2.1 用語について
  2.2 データ処理の基本

 3 妥当な結果を出す能力があることを実証するための要件
  3.1 試験方法の選定、検証及び妥当性確認
   3.1.1 試験法の選定
    ・ 微生物試験の位置付けの変化
    ・ リスク評価に基づく科学的根拠のある微生物基準の設定
    ・ 迅速・簡便法の位置付け
   3.1.2 試験法のValidationとVerificationとは?
  3.2 Metrological(計量計測)トレーサビリティの確立
   3.2.1 計量計測トレーサビリティとは?
   3.2.2 微生物試験結果の計量計測トレーサビリティの確立とは?
   3.2.2 設備及び器具の保守管理と校正
  3.4 微生物試験結果の妥当性の確保
   3.4.1 結果の妥当性のモニタリング
   3.4.2 他のラボラトリの結果との比較によるパフォーマンスのモニタリング

 4 測定不確かさの評価
  4.1 測定不確かさとは?
  4.2 測定不確かさの評価方法
  4.3 微生物試験における測定不確かさ

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