株式会社R&D支援センター

医薬品・バイオ技術のライセンスイン・アウトの実務ポイント

2024/07/19

開催日 2024年10月30日(水)
開催地 Web

【開催日時】
2024年10月30日(水) 12:30~16:30

【講師】
A1 Partners 代表 薬学博士 山口 栄一 氏
【ご専門】
 事業開発・ライセンス・アライアンスマネジメント・ベンチャー企業経営
【ご略歴】
 ・九州大学大学院薬学府 薬学博士
 ・日本ライセンス協会 (LES) 元理事
 ・日本ファルマアライアンス協会 初代会長
 ・シオノギシンガポール 初代社長
 ・塩野義製薬(株)事業開発部/経営企画部 部長
 ・Repertoire Genesis (株)  取締役兼社長執行役員
 ・Shionogi Qualicaps, Inc. Vice President
 ・Shionogi New York Ltd. 臨床開発 & プロジェクトマネジメント
 ・開発途上国の感染症対策に関する官民連携会議:「民」側の代表
 ・Blockbuster Tokyo 2021 メンター
 ・MEDISO サポーター

【価格】
 非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)   会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

【趣旨】

オープンイノベーション、戦略的提携の重要性が叫ばれる中、事業開発、ライセンス担当者が企業経営に貢献し、成長に導くことを期待されています。ライセンス実務担当者が医薬ライセンス業務の重要ポイント(戦略的提携、オープンイノベーション、候補化合物の評価と選定、マッチングイベントへの向き合い方、ライセンス契約の落とし穴、SaMDライセンスの注意点、
ライセンス交渉のノウハウ、基本的なマイルストン、ロイヤリティの考え方、アライアンスマネジメントからライセンスのタネを生む方法、デューディリジェンスによる評価とライセンス可否の判断等)を学べるように説明します。

【プログラム】  1.はじめに
 2.戦略的提携による企業経営への貢献

  -両利きの経営
  -パテントクリフの克服事例
  -「死の谷」を克服するスタートアップベンチャーの事業戦略事例
  -事業戦略、知財戦略に立脚したライセンス戦略の立案と実行
 3.医薬ライセンス業務の実務ポイント
  -インライセンス候補化合物の探し方、評価と選定
  -前臨床段階のプロジェクトを導入する時の視点
  -アカデミア・ベンチャーからインライセンスする時の注意点
  -オープンイノベーションの活用 : Wish list(自社のニーズ)を公開する
  -自社の強みを生かす:グローバルニッチ戦略
  -アライアンスマネジメントからライセンスのタネを生む戦術
  -デューディリジェンスによる評価とライセンス可否の判断
 4.SaMD(プログラム医療機器)のライセンス契約の注意点
  -プログラムのバージョンアップやアップデートに関する規定
  -個人情報保護法や医療法などの法令遵守に関する規定
  -データの所有権に関する規定
  -データの利用権に関する規定
  -データのセキュリティやバックアップなどに関する規定
 5.ライセンスの事業性評価
  -売上予測
  -基本的なアップフロント、マイルストン、ロイヤリティの考え方
  -NPV(現在価値)の出し方
  -最近のライセンス経済条件の実例から相場感を知る
  -ライセンス可否判断は、必ずしも経済合理性だけとは限らない
 6.ライセンス契約の落とし穴
  -ライセンサーとライセンシーで大きく異なる「許諾範囲」の考え方
  -「定義条項」は双方で誤解が生じないように
        明確に定めなければ紛争に繋がる
  -主語が契約当事者の一方のみの条項には注意が必要
  -自社事業の制約となりえる義務付け条項
  -不実施保証、権利の帰属、対外発表、解約条項 等々
  -契約書修正のコツ
 7.ライセンス交渉
  -製薬企業とベンチャー企業や
     大学とのアライアンスにおける意識のギャップを知る
  -交渉における限界値(絶対に譲れない線)を明確にする
  -BATNAはあるか?
  -Win-Winになる方策を考える
   →パイを奪い合うよりは、パイを大きくする方策を話し合う
 8.最後に ※同業他社(弁護士事務所ご所属の方)はお断りする可能性がございます。
 予めご了承ください。

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