開催日 | 2024年10月30日(水) |
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開催地 | Web |
【開催日時】
2024年10月30日(水) 12:30~16:30
【講師】
A1 Partners 代表 薬学博士 山口 栄一 氏
【ご専門】
事業開発・ライセンス・アライアンスマネジメント・ベンチャー企業経営
【ご略歴】
・九州大学大学院薬学府 薬学博士
・日本ライセンス協会 (LES) 元理事
・日本ファルマアライアンス協会 初代会長
・シオノギシンガポール 初代社長
・塩野義製薬(株)事業開発部/経営企画部 部長
・Repertoire Genesis (株) 取締役兼社長執行役員
・Shionogi Qualicaps, Inc. Vice President
・Shionogi New York Ltd. 臨床開発 & プロジェクトマネジメント
・開発途上国の感染症対策に関する官民連携会議:「民」側の代表
・Blockbuster Tokyo 2021 メンター
・MEDISO サポーター
【価格】
非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) 会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
【趣旨】
オープンイノベーション、戦略的提携の重要性が叫ばれる中、事業開発、ライセンス担当者が企業経営に貢献し、成長に導くことを期待されています。ライセンス実務担当者が医薬ライセンス業務の重要ポイント(戦略的提携、オープンイノベーション、候補化合物の評価と選定、マッチングイベントへの向き合い方、ライセンス契約の落とし穴、SaMDライセンスの注意点、
ライセンス交渉のノウハウ、基本的なマイルストン、ロイヤリティの考え方、アライアンスマネジメントからライセンスのタネを生む方法、デューディリジェンスによる評価とライセンス可否の判断等)を学べるように説明します。
【プログラム】 1.はじめに
2.戦略的提携による企業経営への貢献
-両利きの経営
-パテントクリフの克服事例
-「死の谷」を克服するスタートアップベンチャーの事業戦略事例
-事業戦略、知財戦略に立脚したライセンス戦略の立案と実行
3.医薬ライセンス業務の実務ポイント
-インライセンス候補化合物の探し方、評価と選定
-前臨床段階のプロジェクトを導入する時の視点
-アカデミア・ベンチャーからインライセンスする時の注意点
-オープンイノベーションの活用 : Wish list(自社のニーズ)を公開する
-自社の強みを生かす:グローバルニッチ戦略
-アライアンスマネジメントからライセンスのタネを生む戦術
-デューディリジェンスによる評価とライセンス可否の判断
4.SaMD(プログラム医療機器)のライセンス契約の注意点
-プログラムのバージョンアップやアップデートに関する規定
-個人情報保護法や医療法などの法令遵守に関する規定
-データの所有権に関する規定
-データの利用権に関する規定
-データのセキュリティやバックアップなどに関する規定
5.ライセンスの事業性評価
-売上予測
-基本的なアップフロント、マイルストン、ロイヤリティの考え方
-NPV(現在価値)の出し方
-最近のライセンス経済条件の実例から相場感を知る
-ライセンス可否判断は、必ずしも経済合理性だけとは限らない
6.ライセンス契約の落とし穴
-ライセンサーとライセンシーで大きく異なる「許諾範囲」の考え方
-「定義条項」は双方で誤解が生じないように
明確に定めなければ紛争に繋がる
-主語が契約当事者の一方のみの条項には注意が必要
-自社事業の制約となりえる義務付け条項
-不実施保証、権利の帰属、対外発表、解約条項 等々
-契約書修正のコツ
7.ライセンス交渉
-製薬企業とベンチャー企業や
大学とのアライアンスにおける意識のギャップを知る
-交渉における限界値(絶対に譲れない線)を明確にする
-BATNAはあるか?
-Win-Winになる方策を考える
→パイを奪い合うよりは、パイを大きくする方策を話し合う
8.最後に ※同業他社(弁護士事務所ご所属の方)はお断りする可能性がございます。
予めご了承ください。