株式会社R&D支援センター

製薬関連企業とアカデミアにおける共同研究実務およびトラブル防止策【LIVE配信】

2024/07/01

開催日 2024年7月10日(水)
開催地 Web

【開催日時】
2024年07月10日(水) 13:00~15:00

【講師】

知崇国際特許事務所 弁理士 白形 由美子 氏


【専門】
知財、特に、医薬、バイオ、化学、食品関連の調査・権利化業務

【略歴】
研究者として日本、米国で研究を行った後、特許庁審査官として勤務。現在は弁理士としてアカデミアやベンチャーの権利化業務を多数手掛けるとともに、導出支援を行っている。また、大学等での知財教育を行っている。


【価格】
■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で44,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、33,000円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計44,000円(2人目無料)です。


【趣旨】
 製薬企業は大学などのアカデミアとの共同研究を行い、多くの実りある成果を出している。一方で、企業とアカデミアの研究に対する意識の違いや、アカデミアの研究に対するサポート体制の違いから種々のトラブルが生じることがある。
 企業とアカデミアがwin-winの関係を築き、より良い成果を得るために、どのような点に気をつけるべきか、特許出願を軸に、共同研究開始から、共同研究終了までのトラブル事例を交えながら説明したい。

【プログラム】

1.はじめに
 1-1 契約の重要性
 1-2 共同研究で期待される効果
 1-3 トラブルの起こる要因
     ・アカデミア/スタートアップが抱える問題点
     ・アカデミア/スタートアップが企業に期待すること
 1-4 共同研究の流れと契約

2.アカデミア/スタートアップが利用する契約書等のツールとその問題点
 2-1 さくらツール(文部科学省)
 2-2 モデル契約書(特許庁)
 2-2 その他

3.共同研究/共同開発における留意点
 3-1 秘密保持契約概要
  3-1-1 秘密情報の範囲設定
  3-1-2 協業の検討開始の事実をスムーズに公表するには
  3-1-3 提供データの利用に関するトラブル防止
 3-2 秘密保持契約時によくあるトラブル 
 3-3 MTA
 3-3 アイデアの帰属
 3-4 データの取り扱い

4.特許出願における留意点
 4-1 共同出願契約概要
 4-2 共同出願契約時によくあるトラブル
     ・アカデミア間
     ・アカデミア/スタートアップと企業
 4-3 意図せぬ開示
  4-3-1 アカデミアからの特許出願の際に遭遇した発明開示
  4-3-2 bioRχiv
  4-3-3 学位取得
  4-3-4 研究費等の報告書
  4-3-5 アカデミア研究者にとっては発表こそが重要

5.共同研究終了後のトラブル
 5-1 共同研究終了後のトラブル事例とその対応
 5-2 トラブル回避のためのポイント
 

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